アジサイ 休眠枝挿し

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アジサイ 休眠枝挿し

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アジサイは、初夏に行う一般的な緑枝挿しと、
冬に行う休眠挿しの両方で株を増やすことができます

 

 

休眠挿しは、落葉している間に枝を切り取って挿す方法です。
休眠枝挿しの方は、生育中ではないため、発根がゆっくりになります。

 

そのため、緑枝挿しに比べると難易度が高いとされることもありますが、
コツを覚えれば、緑枝挿しよりも早く開花させられる魅力があります。



[アジサイ 休眠枝挿し]

 

 

■休眠枝挿しに必要なもの

 

休眠枝挿しには、特別なものは必要ありません。

 

・よく切れるハサミ(ナイフ)
・挿し木をする容器(ミニプランターや鉢など)
・挿し木用用土(小粒の赤玉土や鹿沼土でも可)
・挿し穂を挿す穴を作るための棒(割り箸など)
・用土を湿らせるための水

 

基本はこれだけです。
さらに発根の確率を高めたい時や、防寒が必要と思われる場合は、
そのための道具や薬剤を準備します。

 

 

■休眠枝挿しの方法

 

 

挿し穂の作り方

 

 

挿し床の作り方

 

 

休眠枝挿しは、一般的な挿し木とあまり変わりません。

 

1.11月~3月の落葉している時期に、2節~3節つけて枝を切り、挿し穂を作ります。
2.切り取った挿し穂は、切り口を30分~1時間ほど水につけて、水あげをしておきます。
3.ミニプランターや鉢に、挿し木用の用土を入れ、あらかじめ湿らせておきます。
4.用土が湿ったら、割り箸などを使って挿し穂を挿す穴をあけ、
そこに先端が傷まないように挿し穂を挿します。
5.挿し穂はまっすぐ下に向けて、1節が埋まるように挿します。
6.挿し穂がぐらつかないよう、軽く用土を寄せて押さえておきます。

 

休眠枝挿しは、発根するまでに少し時間がかかるので、
あまり乾かないように注意して、管理しましょう。

 

 

用土は鹿沼土、赤玉土を単用するのが良いです

 

 

■休眠枝挿しのコツ

 

休眠枝挿しの成功率を高めるために、コツをまとめました。

 

・発根促進剤
メネデールなどの、発根促進剤に挿し穂をつけることで、発根率が高くなります。
持っていない場合や、購入する予定がないのであれば、
そのまま水あげをしてから挿し木して問題ありません。

もし使うのであれば、規定通りに希釈した薬液に、
半日~1日ほど挿し穂の切り口をつけておくと効果的です。

 

・防寒
休眠枝挿しは11月~3月の落葉期に行いますが、
その中でも11月~1月頃の早いうちに行う場合は、
防寒をしておいた方が良い場合があります。

 

この時期はどうしても寒く、戸外の屋根のない場所に置いていると、
放射冷却などで霜が降りやすかったりします。

 

また、発根までは土を乾かさないように管理するため、
土が凍ってしまうことも多くなります。

 

容器の四隅に支柱を立て、その上から換気のための穴をあけた、
ビニール袋をかぶせることで、寒風に当たるのを防ぐことができます。

 

また、軒下であれば、霜がおりにくくなり生育を助けます。

 

・日当たり
発根して鉢上げするまでは、
どのような品種も半日陰~明るい日陰くらいの場所が良いでしょう。
あまり日当たりの良い場所に置いていると、用土が乾きやすくなり、発根が難しくなります。

 

・水管理
用土が必要以上に乾かないように注意します。

 

ただし、鉢皿などに水を溜めておくのは避けましょう。
過湿になる可能性が高いですし、夜間に冷え込んだ時、凍りやすくなります。

 

 

■発根後の鉢上げ

 

3月~4月頃に挿し穂を掘り上げると、発根のが確認できるようになります。
暖かくなったこの時期なら、鉢上げが可能になります。

 

3号~5号サイズの鉢に、培養土を使って鉢上げをします。
鉢上げをした後、1ヶ月ほどはまだ根付いていないので、水切れに注意します。

 

その後は、土の表面が乾いたら水を与えるようにしましょう。
アジサイは品種によって、好む日当たりの条件が異なります。

 

鉢上げまでは、どれも半日陰~明るい日陰に置きますが、
新芽が伸びて鉢上げした後は、それぞれの好む条件下で育ててあげましょう。

 

日向を好む品種の場合、鉢が小さいうちは土が乾きやすくなります。
水切れには十分注意してあげます。

 

 

 

 

■早く花を咲かせるコツ

 

挿し木をしたら、気になるのがいつ花を咲かせるまでに育つかです。
だいたい早ければ1年で花を咲かせますが、育てている環境や、
株の育ち具合によっては、3年以上かかることもあります。

 

休眠枝挿しをした次の初夏には、どうにか花を咲かせたい場合は、
挿し穂に花芽をつけて挿す方法があります。

 

一般的に挿し穂は、花芽のついていない不要な枝で作ることが多いですが、
計画的に先端付近についている花芽をつけた状態で挿すことで、
花を咲かせることができる場合があります。

 

この場合は、挿し穂の一番上の節に花芽がついていて、
その下に葉芽が2節ついた状態で作ります。

 

挿し方やその後の管理は、花芽のついていない挿し穂を挿した時と同じ構いません。
花芽と葉芽の見分け方は、芽の形が少し丸っこく、膨らんでいる方が花芽です。

 

100%開花するという保証はありませんが、
花芽のない枝を挿し穂に使うよりは、開花の可能性が高くなります。

 

かなり小さい状態で開花するので、そのまま苔玉や盆栽に仕立てられます。
その場合、普通サイズのアジサイよりも、
ヤマアジサイの方がコンパクトに仕立てやすく、野性味も増します。

>>アジサイ 挿し木の仕方=緑枝挿し


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アジサイ 挿し木の仕方

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