アジサイ 育て方

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万華鏡

読了までの目安時間:約 8分

 

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万華鏡 C)遊恵盆栽

 

 

島根県アジサイ研究会というところで、
交配して作りだした万華鏡というアジサイがあります。

 

名前の通り、まるで万華鏡を覗いた時のような、
華やかさと美しさのあるアジサイです。

 

万華鏡は、オランダの花の博覧会「フロリアード」でグランプリになった、
ミセスクミコという西洋アジサイの遺伝子から生まれました。

 

万華鏡も、ジャパンフラワーセレクション2012-2013で最優秀賞を受賞しています。
そんな華々しい経歴のある万華鏡とは、どのようなアジサイなのでしょうか。

 

 

[万華鏡]

 

 

■万華鏡の特徴

 

万華鏡は、西洋アジサイであるにも関わらず、
繊細でかわらしい雰囲気を持っています。

 

西洋アジサイといえば、色がはっきりしていたり、
花が大きく花房も大きく立派なイメージがあります。

 

そういった西洋アジサイのイメージからは、
万華鏡は少し異なった見た目をしています。

 

花房は完璧といっていいほどのドーム型にまとまり、
花は一つ一つが職人によって作られたように整った形をしています。

 

花自体は小さいですが、それがぎゅーっと集まって咲きます。
たくさんの小花が集まっているので、詰まっている印象になりそうですが、
万華鏡は花色とあいまってふんわりとまとまっているように見えます。

 

花の色はピンクがブルーです。
ブルーの方が流通量が多く、
ピンクはまだまだ流通量が少ないので希少性があります。

 

花の中心の色が濃く、その周りに薄い色、
そして一番外側となる花の縁は、白くなります。

 

1つの花の中で色の変化があるため、
グラデーションがかかっているように見えるのも、繊細に見えます。

 

八重咲きではあるものの、この繊細な色合いのおかげで、
他の八重咲き品種の花よりも印象が重くなりすぎません。

 

葉は、縁がぎざぎざとしたアジサイの葉の形をしています。
大きさは他のアジサイに比べると少し小さめで、色も薄い場合があります。

 

花房の大きさに比べると枝が細いため、
花の重さで倒れないように支柱をした方が良いでしょう。

 

 

mangekyo

繊細な美しさが魅力の万華鏡

 

 

■万華鏡の育て方のポイント

 

万華鏡を育てるには、剪定の時期などは他のアジサイと同じですが、
水やりや日当たりに違いがあります。

 

・水やり
万華鏡は水を好むため、水切れはできる限りしないように管理します。
落葉している冬の間以外の季節は、水をたっぷり与えて管理します。

 

購入してすぐは、底面給水鉢に植えられていることが多いため、
鉢皿の水がなくならないように適宜水を足しておきます。

 

普通鉢で育てる場合も、あまり水が切れないように管理します。

 

もし水切れを起こした場合は、鉢ごとバケツの水に1時間ほど浸けておくと、
土がしっかりと水分を含んで回復しやすくなります。

 

・日当たり
アジサイの中には、日当たりを好むもの、半日陰を好むものなど様々ですが、
万華鏡の場合は、ほとんど直射日光を当てません。
まず花が咲いている間は、直射日光を当てないようにします。

 

開花中に日が当たると、花が咲き進むのが早く、すぐに茶色くなります。
室内やベランダに置き、日の当たらないようにしておきます。

 

植物を室内に置く場合、窓辺の日当たりの良い場所に置きますが、
万華鏡の場合は日の差さない場所の方が適しています。
カーテン越しにも直射が当たらないよう、窓から離した明るい場所に置きます。

 

花が終わり切り戻した後から夏の間は、できる限り涼しい場所に置くようにします。
日当たりも、朝と夕方にほんの少し当たれば良い程度です。

 

室内やベランダ、軒下などに置きますが、日中もエアコンを使うのであれば、
エアコンの風が直接当たらない室内が適しています。

 

秋はこれまでとは反対に、日に当てるようにします。
涼しくなってから落葉までは、戸外に出して日光浴をさせましょう。

 

ただし、室内に置いていた株などは、光に敏感になっています。
突然明るい場所に出すと、葉焼けを起こしてしまうことがあるので、
徐々に慣らしてから戸外へ出すようにします。

 

落葉する冬の間は、軒下やベランダに置き、朝と夕に少し日が当たれば十分です。
万華鏡はあまり寒さに強くなく、0度以下になるのは避けます。

 

そのため、霜の当たらない軒下やベランダなどがお勧めです。
寒冷地であれば、寒くなることは必至なので、室内で管理しても構いません。

 

・色の出し方
万華鏡は鉢花として購入してすぐは、花色も美しいのですが、
色を安定させるのに少しコツが必要になります。

 

青い花を咲かせる時とピンクの花を咲かせる時とでは、土の酸度が違います。
そのため、植え替えなどに使う土に気を使います。

 

青い花の場合は、ピートモス4・赤玉土3・パーライト2・腐葉土1の割合です。
ピンクの花の場合は、ピートモス6・パーライト2・腐葉土2の割合です。

 

他にも、市販されているアジサイの培養土で、
赤い花用や青い花用というものがあります。
そちらを使っても色分けすることができます。

 

さらに万華鏡は、肥料の効き具合によって、色の具合が変わります。
はっきりとしたブルーやピンクの花を咲かせたいのであれば、
肥料の効き具合にも注意しましょう。

 

花の蕾が500円玉くらいの大きさになった頃、
ちょうど肥料が切れるよう調節してあげると、青がキレイに出やすくなります。

 

反対に、開花中も肥料が切れないように調整すると、
ピンクの色がはっきりと出るようになります。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月

 

タグ :

アジサイの種類

夏祭り

読了までの目安時間:約 4分

 

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夏祭り

 

 

アジサイの夏祭りという品種は、
加茂花菖蒲園が交配したオリジナル品種です。

 

濃い赤色の花が目を引く夏祭りは、
花色が濃いため派手な印象がありつつも、
ガクアジサイの中では、繊細さも持ち合わせています。

 

夏祭りとは、どのようなアジサイなのでしょうか。

 

 

[夏祭り]

 

 

■夏祭りの特徴

 

花は赤から濃いピンク色になるため、遠目でも目立ちます。
アジサイは淡い色が多いので、夏祭りのように濃い色合いのものは、
花が小さくても見栄えがするので人気があります。

 

咲き始めは、中央がクリーム色っぽい色をして、縁のみが赤い色をしています。
花が開いて、咲き進んでいくと、クリーム色だった部分にも赤い色がのり、
最終的には花全体が赤色に染まります。

 

花房は、中心に両性花がぎゅっと詰まった状態で咲き、
その周りを囲むようにして装飾花が咲きます。

 

両性花は、装飾花ほど赤色が出ず、青紫がかることがありますが、
装飾花の赤色とグラデーションのようになり、不思議な魅力があります。

 

装飾花の大きさや咲き具合で、両性花がほとんど隠れてしまうこともあります。
ヤマアジサイと交配しているため、
花の塊も通常のガクアジサイに比べると、少し小さいのが特徴です。

 

また、枝も一般的なガクアジサイに比べると細く、繊細な印象があります。

 

葉は縁にぎざぎざが入った、アジサイらしい葉ですが、大きさは小ぶりです。
ヤマアジサイほど小さい葉ではありませんが、
ちょうど普通のアジサイとヤマアジサイの中間といったところです。

 

色は一般的なガクアジサイと同じか、少し薄い色をしています。
全体的に小づくりなガクアジサイといった雰囲気なので、
庭植えはもちろん、鉢植えにして育てても楽しめます。

 

全体的に、葉も花房も小さく、花色が濃く葉色がやや薄めのため、
和風に限らず洋風の庭にも合わせることができます。

 

 

natumaturi (2)

開花していく夏祭り C)engei.net ←良苗を安心梱包で送ってくれます

 

 

■夏祭りの育て方のポイント

 

育て方は、基本的なガクアジサイに準じます。
本来、アジサイは土の酸性度によって花色が変化しますが、
夏祭りは色が比較的安定しています。

 

通常、アルカリ性に傾けることで赤系の色が出ますが、
夏祭りの場合は、そこまで神経質にならなくても、赤色の花になります。

 

ただし、赤色に安定していても、真っ赤になるわけではありません。
やはり土の酸度や環境、育て方によっては、少し青みが入ることもあります。

 

ヤマアジサイと交配しているため、枝が細いので、
開花中に雨が降ると、花が水滴を含んで重くなり、枝が下がることがあります。

 

花の塊自体も小さ目なので、枝が下がったり折れることはありませんが、
予防のために支柱をしておくと安心です。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月

 

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