いちごみるく

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いちごみるく

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いちごみるく C)タキイネット通販

 

 

いちごみるくは、近年販売が始まったばかりの、
とても新しいガクアジサイの品種です。

 

2017年に一部の店舗でのみ試作販売されていて、
2018年から販売店が少しずつ増えているようです。

 

いちごみるくが持っている特徴とは、どのようなものなのでしょうか。
また、気になる育て方のポイントも、あわせてご紹介します。

 

 

[いちごみるく]

 

 

■いちごみるくの特徴

 

・ふんわりやわらかな花房
いちごみるくは、アジサイの花形の中でも、テマリ咲きと呼ばれるタイプの品種です。
アジサイには、大きな花弁が目立つ装飾花と、あまり目立たない両性花があります。

 

ガク咲きタイプは、中心に両性花が集まっていて、その周りに装飾花がつきますが、
テマリ咲きタイプには両性花が見えず、装飾花のみが球状に集まります。

 

いちごみるくも、装飾花がたくさん集まって1つの花房を形成しています。
花房は球状に近く、こんもりとした形の良さが特徴です。

どの角度から見ても、丸くやわらかい雰囲気の花房を楽しめます。

 

いちごみるくは、花房全体の形だけでなく、装飾花も形が可愛らしいです。
花弁は4枚~5枚の一重咲きで、八重咲きのようなボリュームや豪華さはありませんが、
むしろ花弁の枚数が少ない分、清楚な印象を与えています。

 

花弁の形も、かなり丸みの強いひし形をしているため、
ふんわりとした印象を強めています。

 

花弁の縁には、ランダムに小さな切れ込みが入り、緩くウェーブしたようになっているため、
のっぺりとした印象はなく、適度に動きがあります。

 

・どこまでも甘いいちごみるくカラー
いちごみるくの花色は、品種名にぴったりなパステルピンクです。
普通のピンクに、さらにミルクの白色を足したような、甘く可愛らしい色をしています。
また、花弁の縁には白いラインが入るため、さらに全体的な甘さを引き出しています。

 

地の色が白の強いピンク色をしているためか、縁取りの白色との調和がとれていて、
バイカラーというよりは、グラデーションのようにも見えます。

 

咲き始めは、花房全体が明るいグリーンですが、
開花が進むにつれ、徐々に白やピンクに染まっていきます。

 

地の色が入る前の段階でも、グリーンがとても明るい色をしているので、
花色の邪魔をしません。

 

咲き切る直前は、装飾花の中心に明るいグリーンがほんの少し残り、
素敵なアクセントとなります。

 

花はピンクに咲きやすい性質を持っているようですが、まだ情報が少ないので、
土の酸度によってどのように色が変わるのかが分かりません。

 

いちごみるくという品種名の通り、可愛らしいピンク色に咲かせるのであれば、
念のためアルカリ性に傾けておいた方が良さそうです。

 

 

C)Junk sweet Garden tef*tef*

 

 

・株は丈夫で育てやすい
繊細な花色と柔らかな雰囲気のため、
育てるのが難しそうに見えますが、そんなことはないようです。

株自体はがっしりとしていて、枝も大きな花房を支えるのに十分な強度があります。

 

葉の大きさは普通ですが、葉色がやや濃いめなので、
柔らかい花色の花房を引きたててくれます。

 

葉の形が、一般的なアジサイと比べると、少しだけ丸みを帯びているのも、
いちごみるくの可愛らしさと魅力を引き上げています。

 

比較的育てやすいので、鉢植えでも育てられます。

鉢植えなら、ベランダなどでも管理できるので、
庭のない方へのプレゼントにも喜ばれそうです。

 

 

■いちごみるく育て方のポイント

 

基本の育て方は、一般のガクアジサイと同じです。
花色はピンクが基本となるので、

土はできるだけアルカリ性に調整しておきましょう。

 

市販されている赤いアジサイ専用培養土や、
赤いアジサイ専用の肥料などを使うと便利です。

 

また、鉢植えでも庭植えでも育てることができますが、
酸度調整が難しいと感じるのであれば、鉢植えで育てるのがお勧めです。

 

鉢植えであれば、何年かに1回は植え替えを行います。
この時、土を赤いアジサイ専用の培養土など、アルカリ性に調整されたものを使えば、
簡単にアルカリ性の土を入れることができます。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイの剪定方法
・アジサイの肥料は?
・アジサイ 挿し木の仕方


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アジサイの種類

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