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アナベル 花壇
アナベルの花壇
アナベルは真っ白な小花がたくさん集まって、
大きな花房を作るアメリカアジサイの品種です。
花房は大きいけれど、1つ1つの花が小輪のためか、
全体的にはふんわりとした質感の面白い花です。
日本でもとても人気があり、
今ではガーデニングには欠かせない素材の1つとなっています。
そんなアナベルですが、花壇に入れてもその美しさを発揮できそうです。
けれど、アナベルは大きくなる品種というイメージもあります。
アナベルを花壇に利用することはできるのでしょうか。
[アナベル 花壇]
■アナベル 花壇
・どのような植物とも相性抜群
アナベルといえば、真っ白な花房が印象的です。
咲き始めや咲き終わりはグリーンになりますが、
グリーンは他の植物も葉などに存在する色です。
そのため、白とグリーンが基調となっているアナベルは、相性の良い植物が多いです。
相性の良い植物が多ければ、作りたい雰囲気や、
一緒に育てたい植物の選択肢も増えるので、植えたい植物を諦めることも減ります。
枝の長さを調整しやすいので、合わせる植物の背丈も選びやすいです。
アナベルの横に並べるなら同じくらいの高さの植物を、
アナベルの手前に植えるなら低い背丈の植物を選ぶと、バランスが良くなります。
・育った後を考える
アナベルは、意外と大株に育ちます。
そのため、花壇のようにスペースが広い場所にそのまま植えてしまうと、
どんどん大株に育ってしまい、他の植物の生育を邪魔することがあります。
アナベルは冬には地上部が枯れた状態になります。
そのため、あまりアナベルのスペースが広すぎると、
冬の間ぽっかりと空いたスペースができてしまうので、寂しくなります。
アナベルによって他の植物のためのスペースを狭くしたくない場合は、
アナベルの生育スペースを制限しましょう。
制限の方法は、2つあります。
1つは、花壇を作る時にアナベル専用のスペースを作ることです。
レンガなどを組む時、あらかじめアナベルを植える場所を決めておき、
その部分を仕切っておきます。
そうすることで、アナベルが育ってきた時に仕切った部分より外に根が出ず、
周りに植えた植物の生育を邪魔できなくなります。
もう1つは、鉢植えにしたアナベルを、花壇に鉢ごと植える方法です。
鉢植えにすることで、アナベルの生育を抑えられ、周りの植物への影響を減らせます。
ただし、鉢植えにすると根詰まりしやすくなるので、定期的な植え替えが必要になります。
・枝を支える
アナベルは花房の大きさに比べて、枝がとても細いです。
しなやかさはあるので、ぽっきり折れてしまうことは少ないのですが、
花房の重さで倒れたり曲がることが多いです。
これは、アナベルが新枝咲きの性質であることも関係しています。
一般的なガクアジサイなどは、前年の枝に花芽をつけますが、
アナベルは春に伸びた新枝に花を咲かせます。
新枝は旧枝に比べてみずみずしく、柔らかいのが特徴です。
そのため、アナベルの花房がいかに軽やかであっても、
倒れたり曲がることが多くなるのです。
たくさん枝が出ているのであれば、いくらか倒れても気にならなかったり、
枝同士が支え合って倒れにくいこともあります。
けれど枝の数が限られている場合などは、やはり倒れやすいです。
そんな時は、支柱などを使って支えてあげるのが一番です。
枝1本1本に棒状の支柱をあてて紐などで結んでおけば、倒伏はかなり軽減されます。
各枝に支柱を添えるのが面倒という場合は、あんどん支柱やオベリスクなど、
株全体をガードするようなものを使うのがお勧めです。
・株元を守る
一般的なアジサイは、半日陰や明るい日陰を好みます。
対してアナベルは、日当たりの良い場所を好みます。
そのため、他の日当たりの良さを求める植物と一緒に花壇に植えても、
好む環境の違いによって栽培の難易度が上がることもありません。
ただ、アナベルも乾燥には弱いです。
土が乾いたら水をたっぷりと与え、根が乾燥で傷まないように注意しましょう。
■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイの剪定方法
・アジサイの肥料は?
・アジサイ 挿し木の仕方
ファーストグリーン
ファーストグリーン C)園芸ネット
ファーストグリーンは、西洋アジサイの品種です。
アジサイといえば、青や紫のイメージですが、
他にも赤やピンク、白などもあり、意外と色の種類が豊富です。
そのような中でも、ファーストグリーンは少し珍しい花色を持っています。
ファーストグリーンにはどのような特徴があるのでしょうか。
育て方には、何かコツがあるのでしょうか。
祇園小町
祇園小町
祇園小町(ぎおんこまち) は、
久保田花園で生産・販売されているアジサイの品種です。
祇園小町にはどのような特徴と育て方のポイントがあるのでしょうか。