アジサイ たくさん咲かせるには?
アジサイの花は、一株にたくさんついていると見ごたえがあります
アジサイの花数を多くする方法はあるのでしょうか?
[アジサイ たくさん咲かせるには?]
■アジサイ たくさん咲かせるには?
1.花後の剪定を行う
アジサイの花数を多くするには、花後の剪定が必要不可欠です。
アジサイの花芽は新しく伸びた枝の先につきます。
花後の剪定を行うと、新しい芽が伸びていきます。
9月までに新しく伸びた枝が充実すると、
その先に翌年に咲く花の芽ができます。
花後の剪定は、行う時期がとても大切です。
遅くても、7月末までに剪定を行う必要があります。
剪定が遅くなると9月までに充分に新梢が育つことができず、
花芽をつけることができません。
花芽が作られないと、翌年の花数が少なくなったり、
全く咲かないということもあり得ます。
2.日照を良くして花芽を育てる
花芽がついたら、日光に当てて花芽を育てて行く必要があります。
アジサイは日陰の花だというイメージがありますが、
実は日差しはとても大切なのです。
アジサイの花芽は9月~12月の初めにかけて充実していきます。
より良い花芽を作るために、この時期にはしっかりと日光に当てます。
冬のアジサイ、日向が好きです
3.冬の風や寒さから花芽を守る
せっかく花芽ができ、育っても、
冬の風にさらされて枯れてしまうことがあります。
花芽は枝の先にできるのでとても弱く、
冬の乾燥した冷たい風に当たると死んでしまうのです。
花芽が出来上がった後は、日陰においても構いません。
冬の間は、風が当たらない軒下などに置いておきます。
路地に植えている場合は、風よけを行って、
強風に直接さらされるのを防ぎます。
花芽さえ守ってあげれば、
アジサイは比較的寒さに強い植物です。
霜が降りて地面が凍っても、枯れることはありません。
4.追肥は必要な時期に必ず行う
花後の剪定を行ったら、必ずお礼肥を与えます。
花後のお礼肥は、花芽を作るための肥料になります。
12月中旬から2月中旬までの間に寒肥を与えます。
これは、春からの生長に必要な元肥となります。
こちらも、花を咲かせるためには大切な肥料となります。
好みのアジサイは、挿し木して増やしておくと安心です
■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイの剪定方法
・アジサイの肥料は?
・アジサイ 挿し木の仕方