アジサイ 育て方

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北海道 アジサイの育て方

読了までの目安時間:約 7分

 

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旭川に咲くアジサイ

 

 

北海道ではアジサイは夏を告げる花です。

 

本州よりも2か月遅く開花をはじめ、
北海道の短い夏の日差しを浴びて元気よく咲き誇ります。

 

北海道の住宅は庭の敷地が広いところが多いため、
生垣のように大きな株に仕立てている庭をよく見かけます。

 

また、手入れしやすいので、
街路樹としてもよく使用されています。

 

 

■北海道 アジサイの育て方

 

・品種
アジサイは耐寒性がある品種が多く、
ハイランドジアやタマアジサイ、ガクアジサイ、
外国種のアジサイは北海道でも露地栽培することができます。

 

むしろ夏時期の高温で株が傷むことがないため、
栽培環境としては適しているのかもしれません。

 

ヤマアジサイは栽培環境を選ぶ品種が多いので、
関東以西のヤマアジサイは鉢植えで管理したほうがよいでしょう。

 

・植え場所
北海道では真夏時期もそれほど高温にはなりません。

朝と昼の寒暖の差が激しいため、
自然に降りる朝露で充分な水分を確保することができます。

 

そのため、北海道では、

アジサイは日当たりの強い場所に植えても元気に育つことができます。
雪が降る前の冷たい風はアジサイには大敵なので、
風をよける壁などのそばがよいでしょう。

 

 

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アジサイの萌芽

 

 

・用土
用土は本州と変わらず、水はけのよい土地を好みます。

 

ピンク系の花を咲かせたいときは腐葉土を、
青色の花を咲かせたいときはピートモスを土壌に混ぜておきます。

 

・水やり
北海道は気温が低いうえ、
自然に朝露がおりて必要な水分を確保することができます。

 

庭植えでは水やりは通年を通して必要はないでしょう。

鉢植えでは屋外に置いておけば水やりはあまり必要はありませんが、
真夏は土の状態を確認し、乾燥している場合は水やりを行います。

 

屋内では土が乾いたらたっぷりと水やりを行います。

 

・肥料
北海道では、降雪のため12月~2月は寒肥を与えることができません。
寒肥は、3月に雪がとけてから与えます。

 

庭植えの場合は1㎡あたり100g程度、
鉢植えは6号サイズで20g程度の肥料を与えます。

 

ピンク系統の花では骨粉や魚粉の混ざった油かすを、
青色系統の花の場合は発酵油かすを施します。

 

鉢植えの場合は、花後の剪定の後にもお礼肥を与えますが、
庭植えは寒肥だけで充分です。

 

・剪定
本州では、花後の剪定は7月末までに行います。

北海道は開花時期が遅いので、
花後の剪定は8月中旬ごろに行います。

 

ただし、今年新たに購入した鉢は温室で管理されており、
開花時期が本州と変わらない時期になっています。

 

新しい鉢植えは、7月中旬ごろまでに花後の剪定を行います。

 

広い庭で株が大きく育っており、花数が充分な株は、
花後の剪定を行わず花が終わるまで観賞しても、
翌年もたくさんの花が咲きます。

 

 

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枯れたアジサイに雪

 

 

・植え替えと植え付け
北海道では、植え替えなどの作業は3月~4月の雪解けの後か、
暑さが治まってきた9月ごろに行います。

 

今年購入した鉢の植え替えは花が咲き終わるま行うことができません。
花後の剪定を7月中旬に行った後、新しい鉢や庭に植え替えを行います。

 

・冬の管理
アジサイは、冷たい風が苦手です。
冷たい風に当たると、新梢の先についた花芽が枯死したり、
枝の細いヤマアジサイは株がひどく傷むことがあります。

 

北海道では10月下旬ごろから冷たい風が吹きはじめます。
10月下旬から11月下旬までに、雪囲いという作業を行います。

 

庭木が雪の重みで折れないように添え木をし、
雪の重みを分散するように縄やコモを巻きます。

 

 

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雪囲いの例、アジサイの場合は、

竹などの骨組みに「こも」を巻くことが多いとのことです

 

 

アジサイは雪囲いをすることによって、
雪が降る前の冷たい風から守ることができます。

 

アジサイの雪囲いはコモ巻が風をよける効果も高く、
手軽に行えるのでお勧めです。

 

アジサイは雪に覆われても、
傷んだり枯れたりする心配は全くありません。

 

むしろ、雪に覆われてしまった方が、風に当たらないために、
アジサイにとっては過ごしやすい環境になります。

 

雪囲いをしていても、雪の重みで枝が折れてしまうことはあります。
しかし、雪がとけると新しい芽が次々と展開し、
前年よりも大きな株に育ってくれるので心配はいりません。

 

 

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アジサイの育て方

アジサイ 葉の毒とは?

読了までの目安時間:約 3分

 

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アジサイは花も美しく、みずみずしい葉も魅力的です

 

しかし、アジサイの葉には毒があり、
過去に食中毒を起こした例があります。

 

アジサイの葉に含まれる毒とは、
どのようなものなのでしょう?

 

 

■アジサイ 葉の毒とは?

 

1.葉に含まれる毒の成分は?
アジサイの葉の毒に含まれている毒素は、
青酸配合体、抗マラリア成分、嘔吐性アルカロイドだといわれています。

 

しかし、研究は進んでいるものの、毒性成分は明らかになっていません。
発見された毒は、アジサイ固有のものであるのか、
土壌からアジサイに取り込まれたものなのかもよく分かっていません。

 

アジサイの葉を食べ、咀嚼したり胃酸と反応することによって、
青酸が生成され、嘔吐などの症状を起こすと考えられています。

 

 

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大量に食べてはいけないようです

 

 

2.葉の毒の中毒症状は?
アジサイによる食中毒は、葉を食べたことで起こります。
アジサイの葉は美しく、季節を象徴する意味合いから、
料理の飾りに使われることがあります。

 

ところで、料理界では、料理の皿には、
食べられないものを乗せてはいけないというルールがあるそうです。

 

食用と間違えて食べた客が、嘔吐を起こしたという事例が、
2008年に2件、2011年に1件起こっています。

 

アジサイの葉に含まれている毒で起こる食中毒の症状には、
嘔吐・めまい・顔面紅潮です。
今のところ、命に関わるほどの重篤な症状は起こったことがありません。

 

3.葉の毒で気を付けることは?
アジサイの葉に含まれている毒は、
それほど含有量が多くなく、毒性も高くないようです。

 

ですから、葉を一杯むしゃむしゃと食べるようなことをしなければ、
中毒症状を起こすことはありません。

 

アジサイの葉を剪定した後に食事をとったり、
室内にアジサイを飾っていて健康に被害が起こることはありません。

 

また、アジサイと近縁のアマチャはお茶にして飲むことができます。
昔から薬用としても用いられていますが、
今のところ有毒成分の報告はありません。

>>アジサイ 挿し木の仕方

 

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アジサイ栽培 Q&A

アジサイ たくさん咲かせるには?

読了までの目安時間:約 4分

 

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アジサイの花は、一株にたくさんついていると見ごたえがあります

 

 

アジサイの花数を多くする方法はあるのでしょうか?

 

 

■アジサイ たくさん咲かせるには?

 

1.花後の剪定を行う
アジサイの花数を多くするには、花後の剪定が必要不可欠です。
アジサイの花芽は新しく伸びた枝の先につきます。
 

花後の剪定を行うと、新しい芽が伸びていきます。
9月までに新しく伸びた枝が充実すると、
その先に翌年に咲く花の芽ができます。

 

花後の剪定は、行う時期がとても大切です。
遅くても、7月末までに剪定を行う必要があります。

 

剪定が遅くなると9月までに充分に新梢が育つことができず、
花芽をつけることができません。

 

花芽が作られないと、翌年の花数が少なくなったり、
全く咲かないということもあり得ます。

>>アジサイの剪定方法

 

2.日照を良くして花芽を育てる
花芽がついたら、日光に当てて花芽を育てて行く必要があります。
アジサイは日陰の花だというイメージがありますが、
実は日差しはとても大切なのです。

 

アジサイの花芽は9月~12月の初めにかけて充実していきます。
より良い花芽を作るために、この時期にはしっかりと日光に当てます。

 

 

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冬のアジサイ、日向が好きです

 

 

3.冬の風や寒さから花芽を守る
せっかく花芽ができ、育っても、
冬の風にさらされて枯れてしまうことがあります。

 

花芽は枝の先にできるのでとても弱く、
冬の乾燥した冷たい風に当たると死んでしまうのです。

 

花芽が出来上がった後は、日陰においても構いません。
冬の間は、風が当たらない軒下などに置いておきます。

 

路地に植えている場合は、風よけを行って、
強風に直接さらされるのを防ぎます。

 

花芽さえ守ってあげれば、
アジサイは比較的寒さに強い植物です。

霜が降りて地面が凍っても、枯れることはありません。

 

 

4.追肥は必要な時期に必ず行う
花後の剪定を行ったら、必ずお礼肥を与えます。
花後のお礼肥は、花芽を作るための肥料になります。

 

12月中旬から2月中旬までの間に寒肥を与えます。
これは、春からの生長に必要な元肥となります。

 

こちらも、花を咲かせるためには大切な肥料となります。

>>アジサイの肥料は?

 

 

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好みのアジサイは、挿し木して増やしておくと安心です

>>アジサイ 挿し木の仕方

 

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