ダンスパーティー 育て方

アジサイの育て方.net

ダンスパーティーの育て方

読了までの目安時間:約 6分

 

スポンサードリンク


ダンスパーティー、踊っているようなリズム感があります

 

 

咲き始めから愛らしく、魅了されてしまいます

 

 

ダンスパーティーは、ガクアジサイの中でも人気の品種です

装飾花が多く、すっきりと尖った花弁は気品があり、
貴婦人がダンスを踊っているようです。

 

ダンスパーティーは育てる環境によって、
微妙に花色や花形を変える花です。

 

ダンスパーティーのわかりやすい育て方をご紹介します。

 

 

[ダンスパーティーの育て方]

 

 

■鉢植えでの栽培

 

・用土
ダンスパーティーは、基本的にはピンク系統の花を咲かせる品種です。
アルカリ性の土壌で育てると、
美しいピンク色の花を咲かせることができます。

 

酸性の土壌では、花は藤色~青になります。

 

用土は赤玉土4に対し腐葉土を4、
水はけを良くするためのパーミキュライトを2混ぜます。
藤色にしたいときは、腐葉土の代わりにピートモスを混ぜます。

 

・鉢の大きさ
ダンスパーティーはガクアジサイの中でも徒長しやすい品種です。
ガクアジサイを鉢植えで育てる時は、
根詰まりをおこしやすいため大きめの鉢で育てます。

 

根詰まりを起こしているようであれば植え替えを行います。
>>アジサイの植え替え

 

・鉢の置き場所
ダンスパーティーはアジサイの中でも、
日当たりのよいところに鉢を置いたほうがよい品種です。

 

日当たりのよい窓際に置いておくと、
装飾花が次々と花開き見ごたえがあります。

 

花は咲き進むと色を変えていきますが、
新しく咲いたピンク色の花と、
咲き進んで彩りを変えた花とのコントラストを楽しめます。

 

 

ピンク系の花

 

 

藤色系の花

 

 

・肥料
ダンスパーティーの装飾花はピンク系の花が咲きます。
骨粉や魚粉の混ざった肥料を与えると、花色を美しくすることができます。

 

12月~2月下旬までに6号鉢で20g程度の肥料を数回に分けて与えます。
7月の花後の剪定後には、寒肥よりも控えめにお礼肥を与えます。

 

・水やり
ガクアジサイは水を多く必要とします。
鉢の土が乾いたら、たっぷりと水を与えます。
受け皿の水は、水やりの都度捨てましょう。

 

・剪定
ダンスパーティーは花時期が長いのですが、
来年の花を楽しむために遅くても7月中旬には剪定を行います。

 

花の2節下をはさみで切ります。
花後の剪定は、7月下旬までには行います。

 

剪定が遅いと、翌年に開花できなくなります。
>>アジサイの剪定方法

 

 

美しい色が出ると嬉しいですね

 

 

■庭植えでの栽培

 

・用土
ダンスパーティーは鉢植えよりも庭植えの方が適しています。
花色がピンク系統なので、用土には腐葉土を混ぜておきます。

 

ピンク系統ではなく、藤色に咲かせたいのであれば、
土壌を酸性にするためにピートモスを混ぜます。

 

・植え場所
徒長して大きく育つので、植え場所のスペースは広めにとります。

 

アジサイは明るい日陰を好みますが、
ダンスパーティーはそれよりも日当たりが良い環境の方がよいでしょう。

冬時期の乾燥した冷たい風が、じかに当たらない場所が適します。

 

・肥料
ダンスパーティーのピンク系の花色を美しくするには、
骨粉や魚粉混合の油かすを与えます。

 

藤色の花を咲かせたいときは、発酵油かすを与えると良いです。
12月~2月上旬に寒肥を100gくらい株もとに与えます。
花後の追肥は不要です。

 

・水やり
植え付け後、根付くまでの2~4週間は、じゅうぶんに水を与えます。
根付いてからは、水やりの必要ありません。
真夏に乾燥し過ぎて、葉がしおれるような時は水を与えます。

 

・剪定
ダンスパーティーはなかなか花が咲き終らないのですが、
7月中旬には花後の剪定を行った方がよいでしょう。
花よりも2節下を切り取り、新梢が育つようにします。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイの剪定方法
・アジサイの肥料は?
・アジサイ 挿し木の仕方


スポンサードリンク

 

タグ : 

アジサイの育て方

人気の記事