アジサイの育て方 3月
3月21日の地植えのアジサイ
アジサイは3月になると新芽を出し、勢いよく葉が展開し始めます。
アジサイを上手に育てるには、先々の栽培管理を知っておくのが良いですよ!
3月はアジサイの管理では、多くの作業があります。
しっかり手入れすると、より美しい花を咲かせてくれます。
[アジサイの育て方 3月]
■3月のアジサイの様子
春の日差しを浴びて芽が動き出します。
根も活発に動くようになり、日に日に葉が展開していきます。
■3月の主な作業
・挿し木
どの種類のアジサイでも、休眠枝ざしを行うことができます。
花芽の付いた穂木を使って挿し木を行うと、
上手く行くと今年中に花を咲かせることができます。
・株分け
大きく育ったアジサイは、株分けで増やすことができます。
鉢植えでは、鉢から抜いた株を割ります。
庭植えでは、スコップで株から20㎝ほど離れた場所をぐるりと掘り、株を掘り上げます。
庭植えで育った株は固く、分けるのが難しいかもしれません。
のこぎりやなたを使って、強引に割っても構いません。
・植え替え・植え付け
3月は大きくなった鉢植えのアジサイをひと回り大きな鉢に移したり、
鉢植えのアジサイを庭に移したりする作業に適した時期です。
必ず根鉢を一回り崩し、根をほぐしてから植え替えを行います。
植え替えを行うときは、用土は新しいものを使いましょう。
植え替えや植え付けは、4月になると行うことができません。
根詰まりを起こしている鉢や、庭植えにしたいと計画しているときは、
3月中に植え替えや植え付けを行いましょう。
>>アジサイの植え替え
3月10日の四季咲きアジサイ、霧島の恵
3月22日には、葉が展開しています
■栽培管理
●地植え
・水やり
特に必要はありません。
●鉢植え
・水やり
用土が乾いたら水を施します。
葉が展開して来たら、冬の時期よりも水分が必要になってきます。
水切れに注意をしましょう。
・鉢植えの置き場所
中旬までは、風をよけるようにします。
中旬以降で新芽が展開して来たら、日当たりのよい場所に移動します。
この時期に日にしっかりと当てないと、新芽がもやしのようになってしまいます。
・肥料
3月は肥料を施しません。
・病害虫対策
特に気を付ける点はありません。
■注意点
・新芽が出てきたら、日当たりのよい場所に鉢を移動します。
・新芽が出ると、冬よりも水分が必要です、水切れに注意を払います。
・挿し木や植え替えなどは3月中に行います。
■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイの剪定方法
・アジサイの肥料は?
・アジサイ 挿し木の仕方