秋色アジサイ 色が変わらない
秋色アジサイ 西安 ブルー系
[秋色アジサイ 色が変わらない]
■秋色アジサイ 色が変わらない
秋色アジサイを購入したけれど、秋にも翌年にも色が変わらない、
その理由と剪定の仕方についてのご質問がありました。
秋色アジサイの中でも人気がある西安のことだそうです。
西安に限らず、秋色アジサイの性質として、
秋頃に赤、あるいは青になるものが多いようですね。
ただし、しっかりと赤く色が変わるのには、
細かい温度設定 や日照時間のコントロールが必要です。
初心者の方が鉢を買って1年目で花色を赤くすることは、
なかなか難しいように思えます。
夏の間は直射日光に当たると、花びら(ガク)の部分が乾燥して
焼けてしまい、茶色くなってしまうようです。
なので、夏の間は室内に取り入れてカーテン越しに光が当たる
程度の場所に置き、涼しくなってから外に出すようにします。
涼しくなってから外に出し、
日光に当てると赤くなるという意見もあります。
本当のところは、細かい品種によるので、はっきりは分かりません。
◎剪定はいつ?
秋色アジサイの花を来年も楽しむためには、
7月下旬ごろまでに剪定を行う必要があります。
それを過ぎてしまった場合、
花が咲いた場所の下の節の芽を確認して剪定すれば、
もしかしたら次のシーズンも花をつけるかもしれません。
秋色アジサイは西安に限らず、枝を複数発生させ、年によって咲かせる
枝を変えると、毎年花が楽しめるようになるようです。
まだ株が小さく枝数が少ない、あるいはコンパクトに育てている場合は、
秋色になるまで花をつけたままにするのであれば、
花を楽しめるのは隔年になります。
株が小さくても、秋色になるまで待たず、
一般的なアジサイと同様に剪定する場合は、強く切り詰めさえしなければ、
毎年花は楽しめるということになります。
秋色アジサイ、花はとても素 敵ですが、
なかなか育て方が確立していなくて難しそうですね。
でも、翌シーズンも色が出てくるようにしたいです。
■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方