アジサイ 育て方

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ピラミッドアジサイ

目安時間:約 4分

 

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Pyramid hydrangea

ピラミッドアジサイ C)花みどりマーケット

 

 

ピラミッドアジサイは、花房の形が円錐形をしているため、呼び名がつきました。
もともと日本にも自生しているノリウツギの仲間で、
水無月やライムライトがピラミッドアジサイの名前で流通していることもあります。

 

大きくて形が独特な花房が人気の、
ピラミッドアジサイの特徴と育て方のポイントをご紹介します。

 

 

[ピラミッドアジサイ]

 

 

■ピラミッドアジサイの特徴

 

花は白が基本ですが、最初は黄緑色だった花が咲き進むにつれ、
白くなり、そこからまた退色して黄緑色になります。

 

育てている地域や環境によっては、黄緑色からさらに赤っぽく変色することもあります。
花房は円錐形をしていて、一般的なアジサイよりも長くボリュームがあります。

 

カシワバアジサイとよく似ているため、
混同されることが多いですが、葉の形で見分けることができます。

 

ピラミッドアジサイの葉は、一般的なアジサイと同じような形をしています。
カシワバアジサイは、名前に柏葉と入っている通り、柏の葉のような形をしています。

 

ピラミッドアジサイの葉の色はあまり濃くはありません。
葉の大きさは、株の大きさによって少し差があります。

 

株が大きくなるので、地植えにして大株に育てると、
いくつもの花房を上げるので、とても見応えがあります。

 

 

Pyramid hydrangea1

 

 

■ピラミッドアジサイの育て方のポイント

 

一般的なアジサイとは、剪定の時期が少し異なります。
アナベルなどと同じように、夏ではなく、
花が終わった後から春前まで剪定が可能です。

 

通常のアジサイであれば、夏に花芽を作るために、
まだキレイに花が残っていたとしても、7月には剪定を終えます。

 

ところがこのピラミッドアジサイは、
春から伸びる新枝に花を咲かせるため、夏前に剪定する必要がないのです。
そのため、移ろう色を花が終わりきるまでじっくりと楽しむことができます。

 

日向を好みますが、午前中に数時間だけ日の当たるような半日陰でも十分育ちます。
その場合、日照時間が短いため、株の育ちが遅くなり、花数が少なくなることがあります。

 

アジサイといえば、少し湿った土を好みますが、
ピラミッドアジサイは水はけと水もちの良い土を好みます。

 

どちらかといえば水はけを重視しても良いくらいです。
ただし、夏場に乾燥して水切れを起こすと、株が傷むことがあるので注意します。

 

鉢植えでも育てることは可能ですが、
水切れを起こしやすくなるので、こまめに水やりをするようにしましょう。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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アジサイの種類

ピンクアナベル

目安時間:約 5分

 

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Pink Annabel

ピンクアナベル C)千草園芸

 

 

ピンクアナベルは、ガーデナーの間で人気の高い、
西洋アジサイのアナベルのピンク花種です。

 

アナベルといえば白花のイメージが強いですが、
最近ではこちらのピンクアナベルもとても人気の高い品種です。

 

海外でも日本でも、白花のアナベルとともに人気のある、
ピンクアナベルとは、どのようなアジサイなのでしょうか。

 

 

[ピンクアナベル]

 

 

■ピンクアナベルの特徴

 

花は、装飾花がぎゅぎゅっと集まって咲くてまり咲きタイプです。
ピンクアナベルにも品種があり、
一般的には「ピンクのアナベル」というラベルがついたものが流通しています。

 

ピンクのアナベルより流通量は少ないですが、
「ピンクアナベル ベラアナ」という品種もあります。

 

両者の違いは、花の色と花房の大きさです。
ピンクのアナベルの方は、花色は薄いピンクで、
花房は大きくなれば直径30cmほどにもなります。

 

対してベラアナの方は、花色がとても濃いピンクで、
花房は大きくなっても直径が25cmほどと、ピンクのアナベルより小さいです。

 

どちらも花色も花もちも花上がりも良いので、
単純に花房の大きさや色の好みで選んでも良いでしょう。

 

ピンクのアナベルは、白花の雰囲気を引き継いで清楚な雰囲気があり、
ベラアナの方はゴージャスで元気な印象です。

 

どちらの品種も、装飾花1つ1つは意外と小さいので、
たくさん集まってい咲くにも関わらず、軽やかで繊細な雰囲気もあります。

 

茎はアナベルと同じで、花房の大きさの割に少し細めです。
そのため、折れることはないものの、花の重みで倒れることがあります。

 

株が大きくなれば、枝の長さも長くなって倒れやすくなってくるので、
支柱をしておいた方が心配がありません。

 

葉の大きさは普通ですが、色がやや濃い目です。
少し濃い目の葉色が、花色を引き立たせてくれます。

 

 

Vera Ana

ベラアナ

 

 

■ピンクアナベルの育て方のポイント

 

育て方は、白花のアナベルと同じです。
一般的なアジサイのように、夏に花芽を作るわけではなく、
春以降に伸びた新芽に花芽を作るため、
花が終わった後~春前まで剪定が可能です。

 

落葉した後、晩秋頃に株元から10cmほど残してばっさりと剪定しておけば、
冬の間に枯れ枝を残すことがないため、すっきりします。

 

ピンクアナベルも花もちが良く、うまく管理すれば長期間花をつけてくれます。
退色した花も、切り取ってドライフラワーに利用することもできるので、
本当に長い期間楽しむことができます。

 

西洋アジサイは、ガクアジサイやヤマアジサイに比べると、耐寒性が劣るといわれます。
ところがこのピンクアナベルは、白花のアナベル同様、
耐寒性があるので、日本のどこでも育てることができます。

 

生育は旺盛ですが、うまくコントロールすれば鉢植えで育てることもできますし、
日当たりも日向~半日陰と幅が広いのも嬉しい特徴です。

 

剪定の時期も選びませんし、基本の管理さえ行っていれば花上がりも良いので、
アジサイ初心者の方でも気軽にチャレンジできる品種です。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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アジサイの種類

シティーラインパリ

目安時間:約 4分

 

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City Rhine Paris

シティーラインパリ C)千草園芸

 

 

シティーライン、ヨーロッパで品種改良されたアジサイのシリーズです。

 

その中でも人気の高い、シティーラインパリという西洋アジサイは、
西洋アジサイらしい華やかさと花色で、人目を引きます。

 

日本のアジサイ品種のような、楚々とした雰囲気とはまた違った、
魅力のあるシティーラインパリとは、どのようなアジサイなのでしょうか。

 

 

[シティーラインパリ]

 

 

■シティーラインパリの特徴

 

花は一重咲きですが、花色がとても濃く、
全体的にコンパクトで花房が大きめなので、とても豪華です。

 

花色はビビッドなピンク~赤紫までと、少し幅があります。
もしかしたら、土の酸性度によって紫がかるのかもしれません。

 

基本的な色としては、ピンクから赤です。
花は少しすぼまった形をしていて、中心が黄緑~クリーム色をしているため、
小さくつぼめた唇のようで、不思議と可愛らしさもあります。

 

中心のクリーム色の部分は、花が咲き進むにしたがって色が入り、
最終的には花全体がピンク~赤色に変化します。

 

花房の大きさの割りには、少し枝が細いかもしれません。
全体的にコンパクトな作りなので、背丈がそれほど出ることはありません。

 

それでも大きな花房を支えるには、
枝が細い場合があり、倒れてしまうことがあります。

 

購入したばかりの開花株などは、
特に花房が大きい状態で出荷されていることもあるため、
支柱によって支えられていることが多いです。

 

もし枝の倒伏が心配な場合は、支柱で枝に沿わせて補強するか、
あんどん支柱などで囲って倒れないようにしておきましょう。

 

葉の形や大きさは、一般的なアジサイと同じくらいです。
色が少し薄めですが、花色の鮮やかさが、とても明るい雰囲気を出してくれます。

 

 

■シティーラインパリの育て方のポイント

 

基本的な育て方は、一般的なアジサイと同じです。
剪定を7月までに済ませるようにすると、翌年もキレイに開花します。

 

土の酸性度によって、色の変化があります。
中性に近づけて育てると、ピンク~赤にキレイに発色しやすくなります。

 

酸性で育てると、青が入るためか赤紫色になります。
どの色が出ても美しいですが、明るい色を目指すなら中性がお勧めです。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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アジサイの種類

シュガーホワイト

目安時間:約 3分

 

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Sugar white

シュガーホワイト C)千草園芸

 

 

シュガーホワイトは、オランダで作られた西洋アジサイです。
大ぶりの装飾花が集まる花房は、とてもゴージャスでピュアな印象があります。
てまり咲きが美しいシュガーホワイトとは、どのようなアジサイなのでしょうか。

 

 

[シュガーホワイト]

 

 

■シュガーホワイトの特徴

 

シュガーホワイトの花はてまり咲きで、両性花はなく装飾花が集まって咲きます。
装飾花1つ1つが大ぶりで、それがいくつも集まった花房も、
ころがり落ちそうなほどの立体感があります。

 

装飾花は一重咲きですが、花びらの縁に細かい切れ込みが入り、
フリンジのようで一重でも十分見応えがあります。

 

装飾花は開き切らず、少しすぼまったように咲くため、
1つの花房だけで花束のようにも見えます。

 

シュガーホワイトの魅力は、やはり純白の花色でしょう。
土の酸度に左右されない真っ白な花は、
清楚な雰囲気で見ているだけで心が洗われるようです。

 

咲き進むと、純白だった花色は、黄緑色っぽく変色します。

 

枝がそれなりに太いので、花房が大きくても折れる心配がありません。
1本の枝からたくさんの花房が上がった時は、重さで少し倒れるので、
その場合は支柱をしてあげると良いでしょう。

 

葉の形は一般的なアジサイと同じですが、色は少し濃い目です。
濃い緑の葉色が、真っ白な花を引き立てます。

 

 

■シュガーホワイトの育て方のポイント

 

一般的なアジサイの育て方と、基本は同じです。
花が真っ白なので、傷むと変色が目立ちます。

 

日向から半日陰で育てることができますが、
できれば花が咲いている間は、直射を避けた方が無難です。

 

午前中の数時間だけ日の当たる場所か、明るい日陰でも良いでしょう。
花の間だけ室内の涼しい場所で楽しむという方法もあります。

 

花色が変わるのを待っていると、剪定が間に合わなくなることがあります。
シュガーホワイトも、一般のアジサイと同じく、7月に剪定を済ませる必要があります。
剪定が遅れないように注意してください。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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アジサイの種類

イワガラミ

目安時間:約 5分

 

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iwagarami

イワガラミ C)トオヤマグリーン

 

 

アジサイの仲間に、イワガラミという花木があるのをご存知でしょうか。
聞き慣れない名前かもしれませんが、日本の山に自生しているアジサイです。

 

名前の通り、岩や樹木の表面に気根を出して絡みついて育つ、
イワガラミとは、どのような植物なのでしょうか。

 

 

[イワガラミ]

 

 

■イワガラミの特徴

 

イワガラミの花は、他のアジサイと比べるとずいぶんと雰囲気が違います。
中央に両性花が集まって咲き、その周りに装飾花が咲くので、
形としてはガク咲きに近いのです。

 

どのアジサイの品種とも違ったように見えるのは、装飾花の作りにあります。
両性花の花弁はほぼ退化してしまってない状態なので、
開花すると花弁はほとんどなく、しべだけが目立ちます。

 

両性花がすべて開花すると、
しべだけがふさふさと伸びたように見えるのもおもしろい姿です。

 

その両性花の周りに装飾花がつくのですが、
一般的な装飾花は、花弁が数枚以上がる「花」の形をしたものが多いです。

 

ところがイワガラミの装飾花は、花弁が1枚しかなく、
花というより色の変わった葉が一枚ついているようにも見えます。

 

色は両性花がクリーム色で、装飾花が白です。
両性花があまり目立たず、ツルが岩や樹木に絡んで伸びているので、
両性花の花弁がひらひらと宙に浮いているようにも見えます。

 

両性花の部分は、花の後に実ができます。
秋になるとその実が熟して裂け、中から種が飛び出します。

 

葉の形も一般的なアジサイとは少し異なります。
普通のアジサイよりも丸みを帯びた形で、縁のギザギザが鋭いのが特徴です。

 

葉の大きさは、育っている環境や株の充実具合で変わってくるようです。
葉色は普通のものと変わりませんが、表面に光沢はほとんどありません。

 

イワガラミの園芸品種であるムーンライトは、葉の表面が白く、葉脈が緑色です。
カラーリーフとしても魅力のある品種です。

 

普通のアジサイのように木立ではなく、ツル性です。
本来は気根を出して岩や木の表面につかまりながら、
上方へと伸びていくのですが、うまく登れない時は地面を這うこともあります。
長さは年数によって最大10メートルとも15メートルともいわれています。

 

 

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イワガラミの苗

 

 

■イワガラミの育て方のポイント

 

イワガラミは一般のアジサイとは性質が異なるため、
特に仕立て方には注意が必要です。

 

ツルが長く伸びる上に、気根を出して自分でも登っていくため、
壁面緑化にはぴったりですが、うまく仕立てないと大変なことになります。

 

イワガラミもアジサイと同じで、夏に花芽を作るため、剪定は花後すぐが望ましいです。
冬に落葉してから樹形を見ながら剪定ということもできますが、
その場合は大きく切り戻すと花芽を落とすことになります。
種が必要でないのなら、花の後に切ってももったいないということはないでしょう。

 

日向~明るい日陰で育てることができますが、
もともと山で自生しているため、開けた日向よりは壁と壁の間など、
木漏れ日や隙間から光が差し込むような場所の方がよく育ちます。

 

また乾燥には弱いので、株元には西日を当てないようにしましょう。
耐陰性があるので、暗くなりがちなシェードガーデンの壁面にはお勧めです。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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アジサイの種類

マジカルレボリューション

目安時間:約 5分

 

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ajisai (31)

マジカルレボリューション、お気に入りです♪

 

 

マジカルレボリューションは、
オランダで作出された新しい西洋アジサイです。

 

西洋アジサイというと、色がはっきりとして、
装飾花も大きくて派手というイメージがあります。

 

ところが、このマジカルレボリューションは、
一般的な西洋アジサイに比べると、少しおとなしい印象があります。

 

おとなしい印象なのにマジカルレボリューションという名前がついているように、
不思議な色合いを楽しむこともできます。

 

マジカルレボリューションの特徴と育て方のポイントをご紹介します。

 

 

[マジカルレボリューション]

 

 

■マジカルレボリューションの特徴

 

マジカルレボリューションの花房はてまり咲きで、とてもよくまとまります。
花つきも良いので、たくさん花房がついた株を上から見ると、
もこもことしていてかわいらしいです。

 

マジカルレボリューションの花はすべて装飾花ですが、
花弁が完全に開かずに少しすぼまったような形をしています。

 

そのため、花房1つにぎゅぎゅっと集まったように見えるのも、
かわいらしい雰囲気を増しています。

 

花びらは一重で、装飾花の1つ1つは小ぶりですが、
このたっぷり詰まったように見える花房は、十分豪華に見えます。

 

マジカルレボリューションの一番の特徴は、やはり花色です。
最初は明るい黄緑色をしていた花が、だんだんと色づいてきます。

 

色は酸性ならブルーに、アルカリならピンクになりますが、発色がとても美しいです。
一番ブルーやピンクが濃く出る時期でも、
花びら全部が色に染まることはなく、グリーンが少し残ります。

 

全体が咲く過程では、グラデーションがかかって柔らかい色になります。
その後は、だんだんとブルーやピンクから色が変化し、紫がかったような色になります。

 

一般的なアジサイと同じように、6月頃に開花が始まり、
環境が合えば秋頃まで花を見ることができます。

 

切り花として作られた品種の系統のため、枝は太くしっかりとしています。
よほどのことがない限りは、花の重みで折れることはありませんし、
倒れることもほとんどありません。

 

葉の形は一般的なアジサイと同じですが、色は少し濃い目になることが多いです。
花の淡く繊細な色合いと、濃い緑の葉のコントラストも素敵です。

 

 

ajisai11

マジカルレボリューションの苗

 

 

■マジカルレボリューションの育て方のポイント

 

マジカルレボリューションの基本的な育て方は、標準的なアジサイと同じです。
ただ、秋まで花を楽しむためには、少しコツが必要です。

 

直射日光に当たると、花がすぐに傷むため、
開花中は午前中のみ日の当たる半日陰か、
明るい日陰のような場所で管理するのがお勧めです。

 

それ以外の季節は、日当たりの良い場所から半日陰まで、
広い範囲で育てることができます。

 

また、秋まで花を楽しむと、剪定の時期が遅れて翌年に花を咲かせません。
秋色の花を楽しむのであれば、翌年の開花は諦めるほかありません。

 

マジカルレボリューションの株が大きくなってきて枝数が増えたら、
半分は7月に剪定し、残りは秋まで楽しむという方法もあります。

 

西洋アジサイは、寒さに弱い品種が多いのですが、
こちらの品種は少し耐寒性があるようです。

 

それでも寒冷地などで不安な場合は、
鉢植えにして冬期は室内管理をしておいた方が安心です。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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アジサイの種類

ギャラクシー

目安時間:約 5分

 

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Galaxy

ギャラクシー  C)加茂花菖蒲園

 

 

たくさんの素敵なアジサイを作出している加茂花菖蒲園の、
オリジナル品種にギャラクシーというアジサイがあります。

 

西洋アジサイながら、繊細な作りの花は、
豪華な中に可愛らしさもある素晴らしい品種です。

 

育てる環境によって、花色を変えるギャラクシーとは、
どのような特徴を持ち、どのような育て方をするのでしょうか。

 

 

[ギャラクシー]

 

 

■ギャラクシーの特徴

 

ギャラクシーの花は、すべてが装飾花です。
八重咲きの装飾花がてまり状に咲くので、とても見応えがあります。

 

装飾花は、個別に見ると小ぶりですし、花弁も1枚1枚が小さいです。
ところがこのギャラクシーは、小さな花弁が幾重にも重なり、
まるで小さなバラのような形をしています。

 

ギャラクシーは花びらにも丸みがあって、とても可愛らしいです。
この可愛い装飾花が、1つの花房にたっぷり集まって咲くので、
花房で見ると豪華に見えます。

 

また、花つきがとても良い品種なので、株が小さいうちから見応えがあります。
花色は土の酸性度によって変わります。
アルカリなら濃いピンク~淡いピンクに、酸性なら青紫になります。

 

枝の太さや葉の色や大きさ、形は一般的なアジサイと同じです。
枝はしっかりとしているので、大きな花房でも折れることはありません。

 

ギャラクシーは花つきが良いので、あまりにたくさんの花房がついた時には、
水分を含んだ花房が重くなって、やや倒れ気味になることはあります。

 

 

■ギャラクシーの育て方のポイント

 

ギャラクシーの水やりや追肥、剪定などは、
一般的なアジサイと同様の育て方で問題ありません。

 

ギャラクシーは、土の酸性度でも色を変えますが、
日当たりでも色を変える面白い性質があります。

 

土の酸性度では、アルカリに傾けると濃いピンクになり、
酸性に傾けると青紫になります。

 

どちらの色もキレイなのですが、
このギャラクシーは特にピンクに咲かせると美しい品種です。

 

アルミニウムを含まない、アルカリ性の土で育てることにより、
キレイなピンクに咲かせることができます。

 

日本は雨が多く、土が酸性に傾きがちなので、
できれば鉢植えにして育てた方が、土の酸性度を調整しやすくなります。

 

最近では、アルカリ性に保つための肥料も売られているので利用すると便利です。
日当たりでは色自体は変わりませんが、濃淡が変わります。

 

ギャラクシーは日向で育てると、濃い色が出やすくなり、
日照時間が短い場所だと薄く出ます。

 

特にピンクは、日向では濃い目のピンクになって元気な印象になり、
直射があまり当たらない場所では淡いピンクになり、
ギャラクシーの繊細で儚げな印象が強くなります。

 

色の濃淡の具合は、何年か育ててみて、
好みの色が出る日照時間を探しても楽しいでしょう。
自分好みの色が出た時の喜びは、とても大きいです。

 

西洋アジサイは、一般的なアジサイと比べると耐寒性が劣るとされています。
暖地であれば戸外での越冬もできますが、
寒冷地などでは室内で越冬させた方が無難です。

 

日照時間の都合や土の酸性度の管理、越冬方法などを考えると、
やはり地植えよりも鉢植えの方が管理が楽になるのでお勧めです。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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アジサイの種類

ノリウツギ

目安時間:約 6分

 

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noriutugi002

ノリウツギ

 

 

ノリウツギは、漢字では糊空木と書きます。
これはノリウツギの樹液が、和紙を漉く時の糊に使われていたからだそうです。

 

空木という字が入っていますが、通常のウツギのように枝の中心が空洞ではなく、
スポンジのような状態になっています。

 

ノリウツギは、もともとは日本に自生しているアジサイの仲間ですが、
園芸用に品種改良されたものも見られるようになってきました。

 

自生していたものや、園芸品種も、
人気が高まっているノリウツギとは、どんなものなのでしょうか。

 

 

[ノリウツギ]

 

 

■ノリウツギの特徴

 

ノリウツギの花は両性花が主体となっています。
山や林に自生していますが、ヤマアジサイとはまた違った魅力があります。

 

ヤマアジサイが全体的に小ぶりで楚々とした印象が強いのに対し、
ノリウツギは花の主張が強く目立つ存在です。

 

放任で育てると背丈も高くなる上に、花房がとても大きいので見栄えがします。

 

花房は一般的なアジサイのような、てまり咲きやガク咲きではなく、
どちらかというとカシワバアジサイのような円錐形をしています。

 

たくさんの両性花が円錐形に集まって咲き、その中に不規則に装飾花が咲きます。
装飾花の数はあまり多くなく、点々といった風に咲きます。

 

両性花は一般的なアジサイの両性花に比べると少し大きく、
しべも長いので、両性花が咲き進むとふさふさとした印象になります。

 

装飾花は花弁が4枚で、丸みを帯びた形をしているので、
花房が大きく目立つ割りに可愛らしく見えます。

 

ノリウツギの色は基本的には白ですが、
品種によっては黄緑からクリーム色へ変色するものもあります。

 

また花もちがとても良いので、秋まで咲き続けることも多く、
だんだんと寒くなってくると、枯れずに残った花はさらに色を変え、

 

濃いピンク~赤色に変化します。
特に寒冷地など、早くに気温が下がる地域では、赤い色がキレイに出せます。

 

 

Limelight

ライムライト C)コピスガーデン

 

 

ノリウツギの園芸品種である「ミナヅキ」と「ライムライト」は、
両性花がなく装飾花のみで円錐形の花房ができあがります。

 

ミナヅキは白花ですが、ライムライトは黄緑色の花が咲きます。
ライムライトは咲き進むと、黄緑からクリーム色に退色し、
その後ピンク~赤に変化するので、長い花期を飽きずに楽しめます。

 

ノリウツギの葉は一般的なアジサイよりも少し小さいですが、
株が大きくなるにつれ葉も大きくなる傾向があります。

 

葉の縁にはぎざぎざが入りますが、
普通のアジサイよりもかなり細かい切れ込みが入っています。

 

葉の表面には光沢はありません。
花房が大きくなるのですが、枝が少し細いので、
雨の日などは花の重みで枝が倒れることがあります。

 

 

noriutugi003

大きく育つノリウツギ

 

 

■ノリウツギの育て方のポイント

 

日向~半日陰まで、幅広い範囲で育てることができます。
水はけと水もちの良い土を好むので、
夏の強い直射日光が株元に当たり、土が乾燥すると株が弱ることがあります。
夏の西日には要注意です。

 

ノリウツギは花期が長いので、剪定に迷いそうになりますが、
剪定時期が花後~翌年3月までと、かなり猶予があります。

 

一般的なアジサイのように、夏に花芽を形成するのではなく、
春に芽吹いてから花芽ができるため、
剪定は厳寒期を避ければ、いつでも可能となります。

 

ノリウツギの剪定の強さも、強剪定と弱剪定どちらも可能です。
強剪定をしておけば、枝数が少なくなって花房が大きくなります。

 

弱剪定をすると、枝数が増えて花房が小さくなります。
育てる環境やスペース、好みにより仕立て方を変えられるのも魅力の1つです。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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アジサイの種類

ウェディングブーケ

目安時間:約 5分

 

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Wedding bouquet (1)

ウェディングブーケ C)Kamo Garden

 

 

ウェディングブーケというアジサイは、
加茂花菖蒲園が交配して作ったオリジナル品種です。

 

一見するとガクアジサイの普通のタイプに見えますが、
オーソドックスなアジサイと比べると、少し雰囲気が異なるのに気づきます。
ウェディングブーケという品種は、

他のガクアジサイとはどのように違うのでしょうか。

 

 

[ウェディングブーケ]

 

 

■ウェディングブーケの特徴

 

ウェディングブーケの花は、中央に両性花が固まって咲き、
その周りに装飾花が咲くというガク咲きの典型です。

 

ところが、花の作りが独特なため、
一般的なガクアジサイと比べると、雰囲気が違うように見えます。

 

装飾花は八重咲きで、花びらの数も多めなのでボリュームがあります。
一番外側の花弁は丸みが強く出ますが、
内側にいくに従いほっそりしたシルエットになり、ごてごてとした印象はありません。

 

装飾花の形はとても整っているので、見るほどにその美しさに惹かれます。
両性花は一般的なアジサイに比べると、
花びらが大きく、しかも形や大きさが不揃いになります。

 

この不揃いで個性的な両性花によって、
ウェディングブーケは他とは違った雰囲気を出しているのです。

 

ウェディングブーケの大きさや形がまちまちな両性花の花びらは、
ぴらぴらと出たり引っ込んだりして見えるため、
両性花の部分も盛り上がっているように見えます。

 

上から見ても横から見ても花房の形が整っていて、
ボリュームのある装飾花と、独特の両性花の塊とが合わさり、とても見栄えがします。

 

花数が多い、花が大きい、花弁数が多くてゴージャスに見えるのとは違い、
すっきりとしたシルエットに見える部分や控えめな数の装飾花、
派手になりすぎない花型などで上品に見えます。

 

花色はピンク~ブルーまでで、どの色合いが出たとしても濃く出ることはなく、
淡い色合いで咲いてくれるのも爽やかで好感が持てます。

 

ウェディングブーケの枝の太さは標準ですが、花つきがとても良いので、
多数の花がついた時には重さで少し倒れることがあります。

 

ウェディングブーケの葉は標準的な形と色をしています。
だからこそ美しい花が際立たせることができます。

 

 

Wedding bouquet (2)

淡い色に上品な姿が人気です

 

 

■ウェディングブーケの育て方のポイント

 

一般的なアジサイの育て方と同じです。
花の色は土の酸性度によって変わります。

 

アルカリ性に傾ければピンクに、酸性に傾ければブルーになります。
酸度が中途半端な場合は、薄い青紫や藤色など、紫っぽい色になります。
どの色が出ても、淡く繊細なのでとてもキレイです。

 

ウェディングブーケの株は大きくなるのが遅いので、
コンパクトに育てやすい特徴があります。

 

地植えにしたいけれどあまりスペースがない場合や、
鉢植えにして育てたい方にぴったりです。

 

コンパクトに育っていても、何年も育てて株が充実してくると、
花の数がどんどん増えていくのも魅力的です。

 

乾燥には弱いので、水はけと水もちの良い土で育てます。
また、日当たりが良い場所でも育ちます。

 

乾燥を防止するために株元にマルチを敷いたり、
株元に直射日光が当たりにくくなるように、周りに低い植物を植えると良いです。

 

ウェディングブーケは、半日陰の場所や、木の陰になるような場所でも育ちます。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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アジサイの種類

センセーション

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Sensation3

センセーション C)千草園芸

 

 

西洋アジサイにセンセーションという品種があります。
名前の通り、目を引く素敵な花を咲かせ、
贈った相手を良い意味で驚かせてくれそうです。

 

新しい品種ではありませんが、
人気の高いセンセーションとは、どのようなアジサイなのでしょうか。

 

 

[センセーション]

 

 

■センセーションの特徴

 

センセーションはいかにも西洋アジサイといった、大ぶりのてまり咲きです。
花はすべて装飾花ですが、1つ1つがとても大きいので存在感があります。

 

花びらの縁には切れ込みが入ることがあります。
切れ込みは株によって入り方が違うため、
その一定ではない切れ込みが表情を生み出してくれます。

 

形よくまとまったてまり咲きなので、少し派手めな姿ですが、
可愛らしい雰囲気も持ち合わせています。

 

花色は土の酸性度によって変わるようで、濃いピンク~ブルーまであります。
ピンクは濃い色まで出ますが、ブルーは薄めに出ることが多いようです。

 

酸度の具合で、藤色のような薄い紫色になることもあります。
また、本来は花の縁に白い覆輪が入るのですが、
育て方や株によって、覆輪が出にくいものや、まったく出ないこともあるようです。

 

逆に覆輪が太くなり、花弁のほとんどが白で、
中央にだけ色が出るということもあるので、
毎年違う色や雰囲気を楽しめる可能性を秘めています。

 

枝や葉は一般的な西洋アジサイと同じです。
枝は比較的丈夫なので、花がたくさんついても折れることはありません。

 

ただ、花が多くついた年は、
雨を含んで花が重くなると、やや倒れ気味になることがあります。

 

 

Sensation (2)

センセーションと思われるアジサイ

 

 

■センセーションの育て方のポイント

 

育て方は一般的なアジサイと同じで問題ありません。
花色は土の酸度によって変わるので、
好みの色を出したい場合は酸度に注意します。

 

また、その場合は鉢植えの方が管理がしやすいのでお勧めです。

 

センセーションは花びらが厚く丈夫なので、花もちがとても良いです。
そのため、黄緑をした蕾~色つきの花が開花~退色して黄緑と、
色の変化を楽しむことができます。

 

直射日光が当たると花が傷みやすくなるので、
最後の黄緑に変化するまで見たい場合は、
明るい日陰や室内など、直射が当たらない場所で育てるのがコツです。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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