アジサイ 育て方 11月

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アジサイの育て方 11月

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アジサイは11月に落葉し始め、株は枯れたように見えます。
寒冬に迎う、この11月の世話が翌年の開花の美しさとなります。

 

[アジサイの育て方 11月]

 

 

■11月のアジサイの様子

 

落葉し枯れたように見えますが、枝の先端に花芽を作る大事な時期です。
この時期に、乾いた冷たい風に当たると、先端の花芽が死んでしまい、
翌年の開花にダメージを与えます。

 

 

■11月の作業

 

・防寒
寒冷地では、乾いた冷たい風から木を守る必要があります。
木を囲むように支柱をかけ、寒冷紗で覆うといいでしょう。

 

風を防ごうとしてビニールで覆ってしまうと、
中の温度が高くなり、よくありません。
必ず通気性のよいもので覆うようにしましょう。

 

・剪定
葉が落ちて休眠期に入ったら剪定を行います。
剪定は必ずしも必要ではありませんが、
枝を透かし、風通しを良くすると、
うどんこ病などの発生を防ぐことができます。

 

・植え替え、植え付け、株分け
落葉後の休眠期には、鉢の植え替えや、
鉢から庭への植え付けに適した時期です。

 

また、株分けを行って増やすこともできます。
ただ、寒冷地ではこれらの作業は春まで待った方がよいでしょう。

>>アジサイの植え替え

 

 

さらに寒い季節に備えておきます

 

 

■栽培管理

 

●地植え
・水やり
特に必要はありません。

 

●鉢植え
・水やり
休眠期でも、水は必要です。
鉢の表土が乾いたら、たっぷりの水を与えましょう。

 

・鉢植えの置き場所
葉があるうちは花芽を作るために日光に当てます。
葉が落ちたら風があまり当たらない壁際などに移動しましょう。
葉が落ちてからは、日当たりはあまり気にする必要はありません。

 

●庭・鉢共通
・肥料
肥料は施しません。

 

・病害虫対策
うどんこ病が発生した株は、落葉した葉を丁寧に集め、焼却処分します。
この作業を怠ると、翌年もうどんこ病の被害に悩まされることになります。

 

 

■注意したいこと
・冷たい風に当たらないように風よけをし、
鉢は風の当たらないところに移動します。
・休眠期の剪定で株の風通しをよくしましょう。
・植え替えや植え付け、株分けに適した時期ですが、
寒冷地ではこれらの作業は春まで待ちましょう。 

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイの剪定方法
・アジサイの肥料は?
・アジサイ 挿し木の仕方


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アジサイ栽培 12ヶ月

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