アジサイ 育て方

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七変化

目安時間:約 5分

 

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七変化 C)遊恵盆栽 楽天市場店 ←良苗がたくさんあります♪

 

 

七変化というヤマアジサイがあります。

 

実はアジサイのことを別名として七変化と呼ぶこともあり、
販売されている苗についているタグに「七変化」と記載されていても、
品種としての七変化を指していないことがあります。

 

その場合、他に品種名が書いてあったりすることで区別できますが、
まれに七変化以外に記載されていない場合もあるので、購入には注意が必要です。

 

では、ヤマアジサイの品種である七変化には、どのような特徴があるのでしょうか。

 

 

[七変化]

 

 

■七変化の特徴

 

花は、両性花が中心に固まっていて、その周りに装飾花が咲くガク咲きタイプです。
装飾花は一重で、花びらの数も4枚と多くはないので、
ヤマアジサイらしい楚々とした雰囲気があります。

 

中心の両性花はふんわりと集まっていて、ばらけた印象はなく、よく固まっています。
両性花が開花すると、長いしべが目立つようになり、花房の雰囲気が変わります。
色は青~濃い桃色まで様々です。

 

開花中に色が変化することもあり、七変化と名づけられたのかもしれません。
花色は土の酸度によっても変化するので、好みの色に咲くようになるまで、
少しずつ酸度を調整していく楽しみがあります。

 

ヤマアジサイは購入したばかりの苗の場合、とても小さいことが多く、
1年目には花数も枝数も少ないことが多いです。

 

けれど数年の間育て、徐々に株が大きくなってくると、枝も花も数が増えます。
小さいうちのかわいらしさも良いですが、
花の数が増えてきた時の見応えのある姿も素敵です。

 

花数が増えると、花によって開花スピードが異なるため、
1房ごとに花色に微妙な違いがあり、1株でグラデーションを楽しむことができます。

 

枝はヤマアジサイらしい、細くて繊細な枝をしています。
細くて頼りなさそうに見えますが、花房自体が大きくはないので、
折れたり倒れたりすることは少ないです。

 

しなやかさがあるので、風に揺れる姿も美しいです。
葉の形は、西洋アジサイやガクアジサイに比べて小型で、やや細長い形をしています。

 

色は育てている環境や株によって濃淡があり、
濃いめになることもありますし、明るいグリーンになることもあります。

 

花色や葉色が育てている環境によって変わるため、
その変化を楽しむことができるのも、七変化の魅力です。

 

 

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花色のグラデーションが美しい七変化

 

 

■七変化の育て方のポイント

 

育て方は、ヤマアジサイの育て方の準じます。
日向でも土が乾燥しなければ育てることはできますし、
花数が少なくなりますが日陰で育てることもできます。

 

けれど、株全体が大きくなり、花上がりも良い状態を保つのであれば、
半日陰の場所が最適です。

 

土質もあまり選びませんが、乾燥は嫌うので水はけと水もちの良い土がお勧めです。
土の酸度によって、酸性なら青系になりやすくなり、
アルカリ性ならピンク系になりやすくなります。

 

土の酸度によっても花色が変わりますが、日当たりなどによっても変わります。
自分好みの花色にするためには、色々と試してみるとよいでしょう。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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アジサイの種類

七段花

目安時間:約 6分

 

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七段花

 

 

七段花(しちだんか)は、ヤマアジサイの中でも幻の花として人気があります。
この品種が幻の花といわれるようになったのは、
長い間発見することができなかったからです。

 

江戸時代、シーボルトが書いた日本植物誌には、七段花の記述があります。
ところが、長い間、それに該当する花が見つからず、七段花は幻の花とされました。

 

その後、長い時を経て1959年に、兵庫県でひょっこりと見つかりました。
しかも見つけたのは専門家ではなく、学校職員の方というのにも驚きです。

 

発見後、専門家によって同定した結果、七段花であることが判明したそうです。
長い間、幻とされていた花が見つかった時の驚きと喜びは、
今の私たちには想像ができないほどだったでしょう。

 

長い間見つけることができなかった幻の名花、
七段花の特徴と育て方をご紹介していきます。

 

 

[七段花]

 

 

■七段花の特徴

 

七段花の花は、中心に両性花が固まり、
その周りに装飾花が咲くガク咲きタイプです。

 

ところが、七段花の両性花は退化してしまっていて、
開花までたどりつくことはほとんどありません。

 

周りの装飾花が咲く頃には、中心の両性花の蕾は、
枯れて落ちてしまっていることが多いのです。

 

七段花の花の性質を知らずに育てると、
両性花が落ちた時に調子を崩したのかと焦りますが、病気ではありません。

 

両性花が落ちてしまっても、他のところに異変がなければ問題ありません。
残った装飾花は八重咲きで、花びらの先端がとがり、清楚な雰囲気です。

 

七段花という名前は、装飾花が七段重なる様からつけられたそうですが、
実際には花びらの数が特別多いわけではありません。

 

1つの花房につく装飾花の数は、育っている環境によって増減しますが、
たくさん集まって咲くというよりは、散らばったように咲くことが多いです。

 

七段花の面白いところは、花色が変化するところです。
基本の花色は薄いブルーですが、そこから薄いピンクになったり、
濃い紫色になったり、紺色になったりといった変化が楽しめます。

 

一般的なアジサイは、土の酸度によって花色が赤系か青系かに分かれますが、
七段花は同じ酸度であっても色が変わるという面白い性質を持っています。

 

枝はヤマアジサイらしい細身の枝ですが、
花が密につくわけではないので、折れたりすることはあまりありません。

 

葉の形もやや細身で先端がとがっています。
大きさも少し小さめで、枝と葉、開花した時の花とのバランスが繊細で素敵です。

 

ヤマアジサイの仲間なので、地植えで育ててもあまり背丈が高くなりません。
樹高は、だいたい1メートルほどにしかならないので、
剪定をする時は深く切らず、自然な樹形を楽しむ方がお勧めです。

 

少し背の高くなった七段花の細い枝が、花や葉とともに風に揺れる姿は、
なんとも涼やかで、梅雨のうっとうしい気分も抜けるようです。

 

 

■七段花の育て方のポイント

 

基本的な育て方は、一般的なアジサイと同じで問題ありません。
ヤマアジサイなので、乾燥には要注意です。

 

乾燥して水切れを起こすと、葉が傷んで落ちてしまいます。
その後、適切な水やりをすることで葉が復活することもありますが、
時期によっては翌年の分の花芽が傷むこともあるので、注意が必要です。

 

地植えの場合は、株元に直射日光が当たらないように工夫をすると良いでしょう。
鉢植えでももちろん育てられますが、夏の間は土が乾きやすくなるので、
水切れに注意しながら水やりを行います。

 

大型になるガクアジサイや西洋アジサイに比べると、
肥料をあまり必要としないので、控えめにしておきましょう。

 

日向~明るい日陰まで、かなり広い範囲で育てることができます。
ただ、日向は土が乾燥しやすい場合が多いので、
できれば午前中に日が当たる半日陰くらいで管理するのがお勧めです。

 

明るい日陰でも育ちますが、もともと遅い生育スピードが、
さらに遅くなる上、花数が少なくなります。

 

耐陰性はあるので、花数が気にならなければ、
明るい日陰でのんびり育てるのも良いでしょう。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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アジサイの種類

ゼブラ

目安時間:約 6分

 

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ゼブラ C)三本松フラワー

 

 

西洋アジサイの中に、ゼブラという品種があります。
ゼブラと聞いてイメージするのは、シマウマのような白と黒のカラーリングですね。
けれど花が白と黒の縞模様というわけではありません。

 

ドイツで作出されたこのゼブラという品種は、
一味違う色の美しさで、急激に人気が高まっている品種です。

 

日本で販売が始まったのは2013年頃と、つい最近ですが、
すでにプレゼント用の鉢花として人気があります。

 

では、このゼブラというアジサイの特徴と育て方のポイントをみてみましょう。

 

 

[ゼブラ]

 

 

■ゼブラの特徴

 

花は西洋アジサイの一般的なタイプで、装飾花が一重の手まり咲きタイプです。
装飾花は単体でも花が大きめで、花びらもしっかりとしていて存在感があります。

 

花弁の縁に切れ込みが入るのですが、入り方が一定ではなく、
切れ込みが多い花びらや少ない花びら、切れ込みがないものまで、
ランダムに含まれているので、見る角度によって雰囲気が異なります。

 

装飾花が大ぶりなので、どぎつい印象になりそうですが、
花房自体はそこまで大きくないので、むしろスッキリとした印象です。

 

花びらが少し厚めでしっかりとしていて、傷みにくいのも嬉しい特徴です。
咲き始めは明るいグリーンで、徐々に白く色が変わっていく様を見ることができます。

 

満開時は輝くように白い花房を堪能でき、
そこからまた少しずつ退色してグリーンに戻ります。

 

花色の移り変わりも楽しめ、花期も長いです。
花色が白一色なら、なぜゼブラと名づけられたのでしょうか。
それは、茎と花の対比にあります。

 

ゼブラの茎は、太さや長さは普通ですが、
色が黒っぽい茶色なのが最大の特徴です。

 

一般的なアジサイの枝は、緑色をしていることがほとんどです。
ところがこのゼブラは、こげ茶~黒色をしているため、
真っ白な花色とのコントラストが楽しめます。

 

花の白と枝の黒で、ゼブラという名前が付けられたのです。

 

葉は標準的な緑色で、大きさも普通ですが、
花の白と茎の黒さだけでははっきりしすぎる色合いとバランスよく感じます。

 

花色の白いアジサイは、明るくて素敵なものが多いですが、
少し明るすぎる印象だったり、甘く可愛らしい雰囲気のものが多いです。

 

そんな中でゼブラは、黒っぽい色の茎が入ることにより、
大人っぽい雰囲気を醸し出しています。

 

鉢植えはもちろん、地植えにして育てても、
やぼったくならずにオシャレな空間を作ることができます。

 

ゼブラの周りに日陰を好むギボウシやシダ類などを植えることで、
さらに豪華で味わいのあるスペースになるでしょう。

 

 

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咲き始めは、淡いグリーン

 

 

■ゼブラの育て方のポイント

 

育て方は、一般的なアジサイと同じで大丈夫です。
土の酸度によって色が変わることがなく、純白を保ってくれます。

 

日向~明るい日陰まで広い範囲で育てることができますが、
ギボウシやシダ類と組み合わせるなら、半日陰~明るい日陰がお勧めです。
ゼブラの真っ白な花も、映えるのではないでしょうか。

 

満開になった後、退色しても花が傷まないことがあるため、
秋色まで楽しめる場合があります。

 

この時、花がまだ残っているからと剪定をせずにいると、
翌年に花を咲かせることができません。

 

翌年にも花を見る場合は、
通常のアジサイの剪定と同じように、7月までに剪定を済ませます。

 

翌年の花を諦め、
秋色まで楽しむ場合は、花が傷んできたら花ガラを摘むようにします。

 

西洋アジサイの中では、耐寒性がある方なので、地植えで育てることが可能です。
模様入りのオシャレな鉢に植えても、他の植物と合わせても素敵です。

 

茎の色が濃い目なので、花後も枝の色を生かして楽しむことができます。
節と節の間がやや広く、葉と葉の隙間から黒い枝をしっかりと見せることができます。

 

耐寒性も強く丈夫なので、西洋アジサイの中では非常に育てやすい品種ですが、
水切れにだけは注意するようにしましょう。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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アジサイの種類

ピーターパン

目安時間:約 6分

 

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Peter Pan

ピーターパン C)千草園芸

 

 

ガクアジサイのピーターパンは、加茂花菖蒲園のオリジナル品種です。
八重咲きの装飾花がたくさん咲き、華やかさのある株姿です。

 

咲き方は花房の形には株ごとに個体差があるため、
選んだ株によって違った花が見られるのも、ピーターパンの魅力の1つです。

 

プレゼントとしても、自宅の庭用としても人気の高いピーターパンの、
特徴と育て方のポイントをご紹介していきます。

 

 

[ピーターパン]

 

 

■ピーターパンの特徴

 

ピーターパンの特徴は、花の咲き方や花房の形が、株によって異なるところです。
花房は、両性花が中心に集まり、その周りを装飾花が囲むガク咲きタイプです。

 

ところが、この両性花が装飾花と同じように八重化し、大きく開花する株があります。
両性花が装飾花と似た形になった場合、

 

本来であれば中央の両性花の部分は少し凹んだような形になるのですが、
真ん中も盛り上がることになるので、まるでテマリ咲きのように見えます。

 

反対に、両性花が装飾花に似なかった株は、
両性花が発達して盛り上がることがありません。

 

ただ、もともとの花房の形として、
ピーターパンは完全なガク咲きタイプではありません。

 

両性花も装飾花も、少し混ざり合ったように咲くため、
両性花が発達しなかった場合、
テマリ咲きのようなガク咲きのような不思議な咲き方になります。

 

テマリ咲き、ガク咲きのどちらが強く出るのかは、開花しないと分かりません。
ネットでも購入できますが、できれば開花中の花を見て、好みのものを選ぶのがお勧めです。

 

装飾花は八重咲きで固定されていますが、
両性花は八重咲きになるものと一重咲きになるものとがあります。

 

八重咲きの白い花びらの中央には、ピンクや紫、ブルーのぼかしが入ります。
このぼかしの部分の色は、土の酸性度によって変わります。

 

白い部分の幅も、育てている環境によって変わるため、
購入時は白がはっきり出ていたのに、
翌年は白い部分がほとんど出なかったということもあります。

 

好みの色や白い部分の幅を出すには、何年か育ててみる必要がありそうです。
両性花は、装飾花に入るぼかしの色とほぼ同じような色が入ります。

 

両性花も八重咲きになった場合は、両性花も装飾花と同じように、
白い花弁に色のぼかしが入ります。

 

両性花が八重化することもあるため、花房はボリュームが出やすいですが、
花弁の白の出方や、両性花と装飾花が混ざると、動きのある花房になります。

 

八重咲き、ボリュームのある花房、八重咲きになりやすい両性花と、
派手でゴテゴテした印象になりやすい特徴が揃っていますが、
実際に見るピーターパンは、無邪気で明るいピーターパンのように素敵です。

 

枝はヤマアジサイよりも丈夫で、花房をきちんと支えてくれます。
花房が大きい場合や、花数が増えた時は、
雨を含んで枝が倒れることがあるので、その場合は支柱を立てます。

 

葉の大きさや形は、一般的なアジサイと同じです。
色は少し濃いですが、爽やかな花色の魅力をより引きだしてくれます。

 

 

■ピーターパンの育て方のポイント

 

基本的な育て方は、一般的なアジサイと同じで問題ありません。
ピーターパンの場合、花色が土の酸度によってずいぶんと変わります。

 

土が酸性に傾けばブルーに、アルカリ性に傾けばピンクになりますが、
中性に近くなると青紫や藤色、薄い赤紫になったりと、幅があります。

 

はっきりとピンクやブルーにする場合は、
きっちり酸性やアルカリ性に傾けるだけで、意外と簡単には色は出ます。

 

ただ、紫の出方を好みに合わせるのは、少し難しいかもしれません。
毎年同じように発色させるためには、きちんと酸度管理をする必要がありそうです。

 

割りと大きくなる品種ですが、鉢植えにして育てることで、
酸度調節がしやすくなるのでお勧めです。

 

花弁の白い部分は、温室で咲かせると幅が狭く、白がほぼ出ないことがあります。
寒さには強い品種なので、自然に開花時期がくるまでじっくりと開花を待つことで、
美しい白とぼかしのコントラストを見ることができます。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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アジサイの種類

レオンブルー

目安時間:約 7分

 

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レオンブルー C)千草園芸

 

 

アジサイのレオンブルーは、西洋アジサイの仲間ですが、
日本の大栄花園が作ったオリジナル品種です。

 

軽やかな花型と鮮やかで爽やかな花色、秋色まで楽しめると、
アジサイ好きにはたまらない品種です。

 

花の形が一般的なアジサイとは少し異なる上、希少性もありとても人気があります。
本当に色も形も素敵なので、プレゼントに最適ですが、
自宅の庭やベランダにも欲しくなること間違いなしです。

 

 

[レオンブルー]

 

 

■レオンブルーの特徴

 

花は西洋アジサイの特徴でもあるテマリ咲きタイプです。
装飾花は4枚~5枚の花弁が集まって咲く一重咲きです。

 

花弁数も多くなく、一重咲きでテマリ型に咲くアジサイなら、よく見かけます。
ところがこのレオンブルーは、花弁の形が独特なため、
他のアジサイとはまったく違った印象があるのです。

 

花弁の縁がひらひらと波打っているタイプの花で、
しかも花びらの縁にはごくごく細い赤紫の覆輪が入ります。

 

この覆輪はとても細いのですが、
基本の花色が青いレオンブルーの縁に濃い赤紫のラインが入ると、とても目立ちます。

 

このラインが入るのと入らないのとでは、
印象がまったく違って見えるのが不思議なところです。

 

覆輪は咲き進むにつれ薄くなり消えていきます。
そのため、覆輪がある状態の花とない状態の花の両方を楽しめるのも、
レオンブルーの大きな魅力です。

 

花色はブルーですが、最初は明るいグリーンから始まり、
だんだん開花してくると淡いブルーに染まります。

 

最初のうちは、花の中央に白~クリーム色が残るため、
縁から赤紫、薄いブルー、白という美しい配色を見ることができます。

 

そのまま咲き進むと、縁の赤紫が薄れて消え、
中央の白っぽい色もすべて青に染まります。

 

花びら全体が青く染まる頃、青は深みを増して濃くなります。
そこからまたさらに咲き進むと、今度は縁からグリーンに変化していきます。

 

だんだんと青からグリーンへと移り変わる様も美しく、日々目が離せません。
最後に、花びらがすべてアッシュグリーンに変化し、大人っぽい雰囲気に変わります。

 

赤紫と薄いブルーに白のコントラストが明るい雰囲気にしてくれる咲き始めから、
全体が濃いめの青に変化して爽やかになり、
最後は花房全体がアッシュグリーンへと変わってシックな雰囲気になります。

 

咲き始めから花終わりまで、長く楽しむことができます。
基本の色は青ですが、土の酸度によって色が多少変化します。

 

中性やアルカリ性に近くなってくると、青系から赤紫系へと色が変わります。
この時の色も良いのですが、覆輪が目立たなくなるため、
酸性に保って青く咲かせる方がお勧めです。

 

枝の太さは普通ですが、花房がもともと少し大きめなこともあり、大株になって花房の数が増えると、枝が倒れることがあります。

 

その場合は、支柱を立ててあげることで解決します。
葉の大きさも形も普通ですが、色は少し濃いです。

 

濃いグリーンの葉と、爽やかなブルーの花のコントラストも美しいです。

 

 

■レオンブルーの育て方のポイント

 

水やりや日当たり、追肥などは普通のアジサイと同じで問題ありません。
ただ、秋色アジサイとして育てる場合、剪定の時期がずれるので注意が必要です。

 

レオンブルーも、普通のアジサイと同じように、夏に花芽を形成するため、
できれば7月までに剪定を済ませる必要があります。

 

ところが、秋色になるまで花をつけたままだと、7月の剪定が難しくなります。
剪定できなかった株は、翌年に花が咲かなくなるため、開花は諦めるほかありません。
秋色まで待たず、7月までに剪定を行えば、翌年の開花は見込めます。

 

何年も育てて株が充実すると、枝数が増えるため花数も増えます。
この場合は、剪定する枝と秋まで残す枝とに分けて剪定することで、
秋色アジサイも翌年の開花も望めます。

 

レオンブルーは西洋アジサイの性質を持っているため、
日本に昔からあるアジサイに比べると、耐寒性が少し弱いです。

 

中間地や暖地なら戸外での越冬もできますが、
寒冷地など霜がおりたり、雪が降ったりする地域は、越冬に気をつけます。

 

霜に何度も当たったり、雪にうもれたり、寒風にあたったりすると、
次のシーズンのための芽が傷みます。

 

この芽傷みによって、花芽が動かず開花できなくなることがあるので要注意です。
とはいえ、ある程度の寒さを経験させることも、開花には必要な条件です。

 

できれば日当たりの良い軒下などに置き、
霜や寒風に当たらないようにしてあげましょう。

 

地植えにすればそれなりに大きくなる品種ですが、
寒さ対策のために鉢植えで育てるのも方法の1つです。

 

レオンブルーの花色は青ですが、土の酸度がアルカリ性に傾けば、赤みを帯びます。
赤みを帯びた花色もキレイですが、
やはりブルーという名前のように青く咲かせた方が合います。

 

特に覆輪として出る赤紫の色が、花色が青でないと目立ちません。
覆輪自体はとても細い線なので、花色が赤系になると、色が混ざります。

 

土を酸性の保つために、ピートモスや鹿沼土を土に混ぜたり、
青花のアジサイ用の肥料や培養土を使って育てるのがお勧めです。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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アジサイの種類

グリーンシャドウ

目安時間:約 6分

 

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Green shadow

グリーンシャドウ C)千草園芸 ←素敵で元気なアジサイがいっぱい♪

 

 

グリーンシャドウという西洋アジサイがあります。
咲き始めから花の終わりまで、深い色合いを楽しむことのできる、
大人向けのアジサイとして人気が高いです。

 

一般的なアジサイの華やかさやかわいらしさ、甘さなどに加えて、
大人の雰囲気をぐっと高めてくれるアジサイです。

 

落ち着いた雰囲気のため、男性へのプレゼントにも喜ばれるようです。
グリーンシャドウの特徴と育て方のポイントをご紹介しましょう。

 

 

[グリーンシャドウ]

 

 

■グリーンシャドウの特徴

 

グリーンシャドウは、テマリ咲きタイプなので装飾花が集まって花房になります。
装飾花の花弁は4枚で一重咲きなので、あまり派手さはありません。

 

色が濃く派手になりがちなのを、一重咲きのあっさりした花の形が抑えます。
花色は、咲き始めがグリーンで、
そこから徐々に濃いピンクから濃い赤紫、赤色に変化していきます。

 

花色の濃さなどは、土の酸性度や日当たりなどによって変わるようです。
花房全体が赤く染まった後、今度は徐々にグリーンに色が変わります。

 

そのまま花を残していくと、最終的には赤みがほぼ抜け、グリーンだけが残ります。

 

この退色してグリーンになった時の色合いが、開花前のグリーンとはまた違い、
深い色をしているのでシックな雰囲気が深まります。

 

退色している途中も、咲き始めのようなグリーン、赤、
そして深いグリーンを混ぜたような花色になり、不思議な色彩となります。

 

土の酸性度によっては、少し青が入ったような色になることもあるため、
毎年少しずつ違った色になることもあります。

 

開花から花終わりまで、日々違った色を見せるので、毎日見ていても飽きません。
色が濃いので、植える場所や置き場所を選びそうですが、

 

大人っぽい雰囲気を持っている上に、派手な印象ではないので、
意外とどこに置いても様になります。

 

グリーンシャドウ単体で鉢植えにして育てるのも素敵ですし、
花壇などに植えて他の植物を合わせるのもオシャレです。

 

枝がしっかりとしているので、開花中に雨が降っても倒れたり、
折れたりすることはほとんどありません。

 

葉の形は一般的なアジサイと同じですが、大きさは少し大きめです。
色も少し濃いめなので、株を上から見た時、
花と葉を合わせた全体で見ても、とてもバランスのとれた姿をしています。

 

 

Green shadow (2)
花の色がグリーンに変わるのが不思議で素敵♪

 

■グリーンシャドウの育て方のポイント

 

基本的な育て方は、一般的なアジサイと同じです。
グリーンシャドウは秋色アジサイの仲間としても人気があるのですが、
秋色になるまで待っていると、剪定が遅くなります。

 

剪定が遅くなると、翌年の開花が難しくなるので、翌年の花をとるか、
今年の秋色を見るのをとるか、判断に悩むところです。

 

何年も育てて、すでに大株になっている場合、枝数が増えるので、
この場合は先に剪定する枝と、秋色まで待つ枝とに分けることで解決できます。

 

西洋アジサイは寒さに少し弱いところがあります。
日本で品種改良されているものに比べると、霜や雪に弱く、
何度も当たっていると芽を傷めてしまいます。

 

芽が傷むと、次の花が咲かなくなってしまうことがあるので、
寒冷地で育てるなら、できれば鉢植えにした方が、
霜がおりない場所に移動ができるのでお勧めです。

 

あまり雪も降らず、霜もほとんどおりないような地域であれば、
地植えにしている株をそのまま戸外で越冬することは可能です。

 

グリーンシャドウの花色は、基本は赤です。
ただ、土の酸度に多少影響を受けるため、
できる限り赤のままで保ちたい場合は、土をアルカリ性にしておくように注意します。

 

やや紫がかった色合いが好みの場合は、
中性や酸性に傾けると、青を含んだ色合いになることがあります。

 

好みの色合いにするには、試行錯誤が必要かと思いますが、
自分の望んだ色が出た時の喜びは大きいです。

 

もし開花した時の色が少し好みと違っても、
土の酸度を変えたり、日当たりの具合を変えたりしてみてください。
翌年の開花では、自分好みの色で咲いてくれるかもしれません。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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アジサイの種類

舞姫

目安時間:約 6分

 

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舞姫 C)千草園芸

 

 

舞姫は、ジャパンフラワーセレクションの鉢物部門を受賞したガクアジサイです。
今までのアジサイにはなかった特徴がたくさんあり、とても魅力的です。

 

豪華で見栄えのする西洋アジサイにも、
繊細で滋味深いヤマアジサイにも見劣りすることのない花木です。

 

アジサイにはとても珍しい、絞り咲きの特徴をもつ舞姫とは、
どのようなアジサイなのでしょうか。

 

 

[舞姫]

 

■舞姫の特徴

 

舞姫の特徴は、なんといっても絞り咲きの花です。
西洋アジサイやヤマアジサイを含めても、
絞り咲きのアジサイというのはとても少ないです。

 

花はテマリ咲きタイプで、よく集まって、とても形良く咲きます。
装飾花1つ1つはやや大きめですが、4枚の花弁が完全には開かず、
少しすぼまって咲き、大味になったりだらしなく広がった印象はありません。

 

かといって、花房が小さく見えることはありません。
一重咲きの装飾花がよくまとまった花房ながら、
絞り模様が入ることでボリュームがあるように見えます。

 

花びらの色はピンクに濃いピンク~赤紫の絞りが入ります。
絞りの大きさや色の濃淡は、装飾花それぞれでも出方が変わります。

 

株によっても、大きめに絞りが入りやすいものと、
細かい絞りが入りやすいものといったような傾向もあるので、
購入する時は好みの絞り具合を見てからの方が良いかもしれません。

 

どのような絞り具合でも良いというのであれば、
ふたを開ける楽しみもあるネット通販もお勧めです。

 

土の酸度により色が変わるため、ピンク系とブルー系の両方販売されています。
どちらも美しいですし、個人の好みもあるかとは思いますが、
やはりピンク系の方が絞りが際立つように思います。

 

花は退色していくと、ピンクだった部分が黄色っぽくなり、
最終的には美しいグリーンになり驚かされます。

 

絞り部分の色はエンジ色になるため、
秋色のアジサイとしても美しいまま楽しむことができます。

 

舞姫の特徴は、花だけではありません。
本当に珍しいのは、花の絞りではなく葉にも絞り模様が出ることです。

 

開花期や生育期は、一般的なアジサイと同じような葉がつきます。
ところが、秋になってだんだんと葉の色が薄くなってくると、
絞りの模様が浮き出てくるのです。

 

紅葉というよりは、黄葉といったように、
葉は黄色くなってくるのですが、部分によっては赤が残る場所もあります。

 

赤が斑点のように残ったり、ラインになって残ったり、縁だけ残ったりと、
葉によって退色した緑と黄色と赤のバランスが違っていて面白いです。

 

新芽が出た喜びから魅力的な花の開花、
退色して味わい深くなった花を楽しんだ後、
色が変わっていく葉を最後の1枚が落ちるまで楽しむことができます。

 

枝の太さは普通ですが、あまり横に広がらない性質があるため、
コンパクトに育てやすい品種です。

 

地植えで育てられますし、コンパクトに育つ性質を生かし鉢植えでも楽しめます。
絞りの具合が違う株を並べて育て、
少しずつ雰囲気の違う様子を鑑賞するのも素敵です。

 

 

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舞姫 ミドリ C)千草園芸

 

 

■舞姫の育て方のポイント

 

基本的な育て方は、一般的なアジサイと同じで問題ありません。
秋まで花を傷めずに上手に管理できれば、
かなり長い期間木に花をつけた状態で楽しむことができます。

 

ただ、剪定の時期は普通のアジサイと同じで、7月までです。
それより後に剪定すると、夏にできた花芽を切り落とすことになるので、
翌年の開花が見込めなくなります。

 

毎年花を楽しみたいのであれば、もったいないですが花がまだ残っていても、
7月までに剪定する必要があります。

 

あるいは、枝数に合わせて、花を残して秋まで楽しむ枝と、
7月までに剪定して翌年も花を咲かせる枝に分けて剪定する方法もあります。

 

花色は土の酸性度によって変わるため、
アルカリならピンク、中性なら薄紫~紫、酸性なら青色になります。

 

中性の紫も悪くはありませんが、絞りがはっきりしないことがあるため、
できればアルカリ性か酸性のどちらかにはっきりと傾けた方が、
美しい色が出やすくなります。

 

絞り模様が珍しい品種ではありますが、枝が横張りになりにくい性質があり、
コンパクトに仕立てやすいので、鉢植え栽培が簡単です。

 

また、暑さに強い性質や耐病性もあるため、とても育てやすい品種です。
アジサイ栽培が初めての方でも、育てやすいのでお勧めです。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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アジサイの種類

カメレオン

目安時間:約 6分

 

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Chameleon

カメレオン C)千草園芸

 

 

西洋アジサイのカメレオンは、
最近人気の高まっている、秋色アジサイの仲間です。

 

開花した時の花のかわいらしさもさることながら、
日を追うごとに変化する色が魅力的な品種です。

 

カメレオンの名前の通り、色を変えながら、
日々違う顔を見せてくれるカメレオンとは、どのような品種でしょうか。

 

 

[カメレオン]

 

 

■カメレオンの特徴

 

カメレオンは花の咲き方が独特で、両性花が中心にあって、
その周りに装飾花が咲くガク咲きになっているのですが、
装飾花の咲き方によってはテマリ咲きのようにもなります。

 

1つの株の中で、ガク咲きとテマリ咲きの両方が楽しめる場合もあり、
株ごと、年ごと、日ごとに表情が変わります。

 

装飾花は、丸みを帯びた大きめの花弁が4枚~5枚つく一重咲きです。
一重咲きとはいっても、花びら同士が少しずつ重なり合っていることもあり、
八重咲きに見えるものもあります。

 

一重咲きの清楚でふわっとした雰囲気と、
八重咲きの豪華で見栄えのする雰囲気の両方を味わえます。

 

花びらの先端がゆるく波打っているのも、
可愛らしさとひらひら、ふわふわとした柔らかい雰囲気を醸し出しています。

 

装飾花だけを見れば、小輪で半八重咲きのバラにも見えます。
花色の基本はピンクですが、土が酸性に傾くと薄紫になることもあります。

 

ピンクの場合、淡いベビーピンクでとてもかわいらしく、柔らかい印象です。
このピンクの花が、咲き進むにつれ黄緑色に変化していきます。

 

そのまま花をもたせることができれば、今度はチェリーレッドに変化します。
淡いピンクの柔らかい雰囲気から、明るい緑の元気な雰囲気に、
そして最後はチェリーレッドのシックな雰囲気へと変わります。

 

枝はしっかりとしているので、折れることはほぼありません。
装飾花が大きく、花房が大きく数も増えた場合には、
雨を含んで花が重くなった時に、枝が倒れ気味になることがあります。

 

その場合は、支柱をして支えてあげることで、株姿を保つことができます。
葉は普通のアジサイと同じ形で、大きさもあまり変わりません。

 

少し葉色が濃いのですが、これがベビーピンクの可愛らしさを印象付けてくれます。

 

 

■カメレオンの育て方のポイント

 

基本的な育て方は、一般的なアジサイと同じで構いません。
ただ、カメレオンの最大の特徴である、
花色の変化を最後まで楽しみたいのであれば、
日当たりの管理を徹底する必要があります。

 

カメレオンは、開花が始まったら直射日光の当たらない、
明るい日陰で管理するようにします。

 

場所は風通しの良い戸外でも良いですし、
直射日光の当たらない明るい室内でも構いません。

 

ただし、戸外で管理する場合は、雨に当たらないようにします。
雨に当たることで、花が傷むのを防ぐためです。

 

花色がピンク色のうちは、直射日光に当てないのでポイントです。
直射日光に当てたり、気温の高い場所に置いておくと、
花の傷みが早くなり、色の変化を楽しむことができなくなります。

 

花色がピンクからグリーンに完全に変わったら、
今度は少し日当たりのある場所に動かします。

 

この時も、できるだけ涼しい場所の方が、花が傷まずに済みます。
午前中だけ日の当たるような半日陰の場所で十分でしょう。
花が終わって切り取った後は、半日陰~日向で管理します。

 

カメレオンは地植えでも育てることができますが、
時期によって管理場所を変えることを考えれば、鉢植えで育てた方が安心です。

 

開花すぐのピンクの花だけを楽しめれば良いということであれば、
地植えにして大株にするのも素敵です。

 

秋色アジサイに共通することですが、剪定の時期に悩むかと思います。
チェリーレッドになるまで花を木につけたままにしておけば、
通常の剪定に間に合いません。

 

通常、7月までに済ませる剪定をしないとなると、翌年の開花は見込めません。
秋色の花を見るため翌年の開花を諦めるか、
秋色になるまで楽しむのを諦めるかになります。

 

株が大きくなり、枝数が増えてきたら、半分だけ剪定して翌年の開花に備え、
残った半分の花を秋まで楽しむという方法もあります。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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アジサイの種類

オタフクアジサイ

目安時間:約 5分

 

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ajisai-otahuku

オタフクアジサイ

 

 

オタフクアジサイは、江戸時代に作られたガクアジサイの園芸品種です。
古くから親しまれている品種ですが、正式な名前は「ウズアジサイ」です。

 

店舗などによってオタフクアジサイと売られている時もありますし、
ウズアジサイと売られている時もありますが、どちらも同じものです。

 

土の酸性度によって花色が変化するアジサイですが、
オタフクアジサイのピンク花の場合は「オカメ」や「梅花」と呼ばれていたとか。

 

他のアジサイにない、丸く独特の形をした花弁は、確かに梅の花に似ています。
オタフクアジサイの特徴と育て方のコツをご紹介します。

 

 

[オタフクアジサイ]

 

 

■オタフクアジサイの特徴

 

オタフクアジサイの最大の特徴は、やはり花弁の形です。
装飾花はあまり大きくありませんが、
花弁の縁が内側に巻きこんでいるため、お皿のようになっています。

 

オタフクアジサイのオタフクとは、
花がおたふく豆に似ていることから呼ばれるようになったそうです。

 

本来の名前であるウズアジサイは、諸説あるものの、
貝のように巻いた花びらの形から名づけられたそうです。

 

病気による突然変異から生まれたオタフクアジサイですが、
その独特な形が今でも好まれています。

 

装飾花は一重咲きで、花びらは4枚~5枚と多くはありません。
けれど、すべての花びらがキレイにお皿の形になるわけではなく、
アシンメトリーな花型で、花房ごとに少しずつ表情が変わるのも面白いです。

 

テマリ咲きタイプのアジサイですが、
装飾花はあまりまとまらず、少し散漫とすることが多いです。

 

オタフクアジサイはテマリ咲きタイプには珍しく、両性花と装飾花が混在して咲きます。
テマリ咲きタイプのアジサイも両性花は咲きますが、装飾花を目立たせるためか、
両性花の数は少なく、装飾花に埋もれるようにして咲くものがほとんどです。

 

ところがオタフクアジサイは、両性花と装飾花が混ざって咲きます。
両性花と装飾花の見分け方は、開花した時にしべがあるかどうかです。

 

花房のところどころで、ぴこぴことしべが出ている様子も楽しいものです。
花色は、土の酸性度によって、青~ピンク色になります。

 

青や青紫の花も美しいですが、ピンク色のオタフクアジサイの可愛らしいです。

 

葉の大きさや形は、一般的なアジサイと変わりません。
色が少し濃い目ですが、花を邪魔することはありません。

 

むしろ濃い葉色がブルーやピンクの花色を引き立たせてくれます。
枝もしっかりとしているので、折れたりすることはありません。

 

 

■オタフクアジサイの育て方のポイント

 

基本的な育て方は、標準的なアジサイと同じです。
花色は土の酸性度によって、変わります。

 

アルカリ性ならピンク、中性なら紫、酸性なら青と、
はっきりと色の差が出るので、好みに合わせて酸度調整するのを忘れずに。

 

花色を安定させるのであれば、鉢植えの方が管理がしやすいですが、
地植えでももちろん育てることができます。

 

剪定を調整して大株に育てれば、200cmほどの高さにまで生長します。
樹高が200cmになっても、花の可愛らしさは変わりませんが、
上がってくる花数も断然多くなりますし、迫力があります。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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アジサイの種類

ブルースカイ

目安時間:約 4分

 

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blue sky

ブルースカイ C)こぼんさい

 

 

西洋アジサイのブルースカイは、名前の通り真っ青な空色をした品種です。
スカイブルーという名前で流通している場合もあります。

 

梅雨の雨の中、庭先で青空のようなブルーを見せてくれるブルースカイとは、
どのような特徴をもち、どのように育てれば良いのでしょう。

 

 

[ブルースカイ]

 

 

■ブルースカイの特徴

 

花は中央に両性花が集まり、その周りに装飾花がつくガク咲きのタイプです。
中央の両性花はぎゅっと集まっていて、
最初は黄緑色をしていますが、やがて装飾花と同じように青く色づいてきます。

 

その後、両性花が開花すると、
中のしべが白っぽい色をしているので、白とブルーのコントラストも素敵です。

 

装飾花は大きめですが、花びら4枚の一重咲きなので、
重たくなることがなくスッキリとしています。

 

装飾花も、最初は両性花と同じように黄緑色をしていますが、
咲き進むにつれ濃い青に変わっていきます。

 

この花びらの先端から徐々に色づいていく様子も、
とても美しくて、日々の変化に目が離せません。

 

枝はしっかりとしているので、大株になって花数が多くなっても、
倒れたり折れたりすることはほとんどありません。

 

葉の大きさや色は、一般的なアジサイと似ていますが、
花の爽やかなブルーの雰囲気を壊すことがありません。

 

地植えにして大株に育てれば、枝数も花数もどんどん増えていき、
とても立派な株に育てることができます。

 

反対に、剪定次第ではコンパクトに育てることも可能なので、
鉢植えでも育てることが可能です。

 

 

■ブルースカイの育て方のポイント

 

育て方は、基本的なアジサイと同じで問題ありません。
翌年の花を期待するなら、7月までに剪定を済ませておくようにします。

 

ブルースカイは青花品種なので、
土の酸性度が中性やアルカリ性に傾いても、ピンクや赤紫などになりせん。

 

ただ、少し青に赤が入って青紫のような色合いになることがあります。
これはこれでキレイですが、やはりブルースカイという名前にふさわしい、
濃い青の花を咲かせるためには、酸性に保っておいた方が良いでしょう。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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