アジサイ 育て方 冬

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アジサイの育て方 冬

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アジサイは11月~2月までの間は休眠期に入ります

 

 

アジサイは冬になると落葉し、枯れたような姿になります。
しかし、内部ではゆっくりと花芽が作られ、春に芽を出す準備をしています。 

 

[アジサイの育て方 冬]

 

 

■冬のアジサイの様子

 

アジサイの多くは11月になると落葉します。
枝の先端では花芽の分化が進んでいます。
花芽の分化は、12月まで続きます。

 

アジサイは乾燥した冷たい風が苦手です。
花芽は枝の先端にできるのですが、
冬の冷たい風にさらされると枯死してしまう可能性があります。

 

ヤマアジサイなど、枝の細いアジサイは、
冬の乾燥した風に当たりすぎると、株自体が死んでしまうこともあります。

 

雪の降らない寒冷地ほど、冬越しには注意が必要です。
上手に冬を越すと、2月の下旬には、休眠期を終える準備を始めます。

 

 

2月初旬のアジサイ苗

 

 

■冬の作業

 

・挿し木
タマアジサイやカシワバアジサイは、
1月~2月に休眠枝挿しで増やすことができます。

 

前年に伸びた枝を2芽つけて切り取り、すぐに赤玉土などに挿します。
霜が当たらない窓辺などの温かな場所で育てます。

 

凍ったり乾燥しないように栽培すると、約3ヶ月で発根します。
うまく行くと6月くらいにつぼみをつけるので鉢に植え替えます。

 

・植え替え、植え付け、株分け
関東以西の地域では、鉢植えの植え替えや、
鉢植えを庭植えにする植え付け、株分けを行うことができます。
寒冷地では、春になるのを待ってから行いましょう。

 

 

うどん粉病が発生したアジサイ

 

 

・剪定
休眠期の剪定は必ず必要なものではありません。
アジサイは株の内部が混み合ってしまい、蒸れやすくなります。

 

休眠期の剪定を行って株の風通しを良くすると、
うどんこ病の発生を予防することができます。

 

休眠期の剪定では、枯れた枝や古い枝、細い枝を根元から切り取ります。
>>アジサイの剪定方法
・種まき
11月頃、アジサイの両性花に種ができます。
種から育てると稀に新しい品種ができることもあり面白いです。
>>アジサイ 種からの育て方

 

 

■栽培管理

 

●地植え
・水やり
地植えでは、水やりは特に必要とはしません。

 

・肥料
鉢植えでは、油かす7に対して骨粉3を混ぜた有機肥料を100g、
12月~2月上旬に施します。

 

●鉢植え
・置き場所
乾燥した冷たい風にさらされると、花芽が死んでしまったり、
株が枯れてしまうことがあります。

 

落葉後は日が当たらなくても構わないので、
軒下などの風が直接当たらない場所に移動します。

 

・水やり
休眠期でも根は生きています。
活動期よりも控えめで構いませんが、
鉢の土が乾いたら水をたっぷりと与えましょう。

 

・肥料
アジサイの寒肥は、12月~2月上旬に与えます。
2~3年生の株には固形の油かすを、
それよりも大きな株には油かす7に対し骨粉を3の割合で与えます。
6号鉢で20gを目安に、数回に分けて施します。

 

■注意したいこと
・乾燥した冷たい風が直接当たらないようにしましょう。
・植え替えや植え付けを行えますが、寒冷地では春まで待ちます。
・寒肥を忘れずに施しましょう。 

■参考
・アジサイ 挿し木苗の冬越し
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月


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アジサイ栽培 春夏秋冬

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