アジサイ 育て方

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シュガーホワイト

読了までの目安時間:約 3分

 

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Sugar white

シュガーホワイト C)千草園芸

 

 

シュガーホワイトは、オランダで作られた西洋アジサイです。
大ぶりの装飾花が集まる花房は、とてもゴージャスでピュアな印象があります。
てまり咲きが美しいシュガーホワイトとは、どのようなアジサイなのでしょうか。

 

 

[シュガーホワイト]

 

 

■シュガーホワイトの特徴

 

シュガーホワイトの花はてまり咲きで、両性花はなく装飾花が集まって咲きます。
装飾花1つ1つが大ぶりで、それがいくつも集まった花房も、
ころがり落ちそうなほどの立体感があります。

 

装飾花は一重咲きですが、花びらの縁に細かい切れ込みが入り、
フリンジのようで一重でも十分見応えがあります。

 

装飾花は開き切らず、少しすぼまったように咲くため、
1つの花房だけで花束のようにも見えます。

 

シュガーホワイトの魅力は、やはり純白の花色でしょう。
土の酸度に左右されない真っ白な花は、
清楚な雰囲気で見ているだけで心が洗われるようです。

 

咲き進むと、純白だった花色は、黄緑色っぽく変色します。

 

枝がそれなりに太いので、花房が大きくても折れる心配がありません。
1本の枝からたくさんの花房が上がった時は、重さで少し倒れるので、
その場合は支柱をしてあげると良いでしょう。

 

葉の形は一般的なアジサイと同じですが、色は少し濃い目です。
濃い緑の葉色が、真っ白な花を引き立てます。

 

 

■シュガーホワイトの育て方のポイント

 

一般的なアジサイの育て方と、基本は同じです。
花が真っ白なので、傷むと変色が目立ちます。

 

日向から半日陰で育てることができますが、
できれば花が咲いている間は、直射を避けた方が無難です。

 

午前中の数時間だけ日の当たる場所か、明るい日陰でも良いでしょう。
花の間だけ室内の涼しい場所で楽しむという方法もあります。

 

花色が変わるのを待っていると、剪定が間に合わなくなることがあります。
シュガーホワイトも、一般のアジサイと同じく、7月に剪定を済ませる必要があります。
剪定が遅れないように注意してください。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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アジサイの種類

イワガラミ

読了までの目安時間:約 5分

 

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iwagarami

イワガラミ C)トオヤマグリーン

 

 

アジサイの仲間に、イワガラミという花木があるのをご存知でしょうか。
聞き慣れない名前かもしれませんが、日本の山に自生しているアジサイです。

 

名前の通り、岩や樹木の表面に気根を出して絡みついて育つ、
イワガラミとは、どのような植物なのでしょうか。

 

 

[イワガラミ]

 

 

■イワガラミの特徴

 

イワガラミの花は、他のアジサイと比べるとずいぶんと雰囲気が違います。
中央に両性花が集まって咲き、その周りに装飾花が咲くので、
形としてはガク咲きに近いのです。

 

どのアジサイの品種とも違ったように見えるのは、装飾花の作りにあります。
両性花の花弁はほぼ退化してしまってない状態なので、
開花すると花弁はほとんどなく、しべだけが目立ちます。

 

両性花がすべて開花すると、
しべだけがふさふさと伸びたように見えるのもおもしろい姿です。

 

その両性花の周りに装飾花がつくのですが、
一般的な装飾花は、花弁が数枚以上がる「花」の形をしたものが多いです。

 

ところがイワガラミの装飾花は、花弁が1枚しかなく、
花というより色の変わった葉が一枚ついているようにも見えます。

 

色は両性花がクリーム色で、装飾花が白です。
両性花があまり目立たず、ツルが岩や樹木に絡んで伸びているので、
両性花の花弁がひらひらと宙に浮いているようにも見えます。

 

両性花の部分は、花の後に実ができます。
秋になるとその実が熟して裂け、中から種が飛び出します。

 

葉の形も一般的なアジサイとは少し異なります。
普通のアジサイよりも丸みを帯びた形で、縁のギザギザが鋭いのが特徴です。

 

葉の大きさは、育っている環境や株の充実具合で変わってくるようです。
葉色は普通のものと変わりませんが、表面に光沢はほとんどありません。

 

イワガラミの園芸品種であるムーンライトは、葉の表面が白く、葉脈が緑色です。
カラーリーフとしても魅力のある品種です。

 

普通のアジサイのように木立ではなく、ツル性です。
本来は気根を出して岩や木の表面につかまりながら、
上方へと伸びていくのですが、うまく登れない時は地面を這うこともあります。
長さは年数によって最大10メートルとも15メートルともいわれています。

 

 

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イワガラミの苗

 

 

■イワガラミの育て方のポイント

 

イワガラミは一般のアジサイとは性質が異なるため、
特に仕立て方には注意が必要です。

 

ツルが長く伸びる上に、気根を出して自分でも登っていくため、
壁面緑化にはぴったりですが、うまく仕立てないと大変なことになります。

 

イワガラミもアジサイと同じで、夏に花芽を作るため、剪定は花後すぐが望ましいです。
冬に落葉してから樹形を見ながら剪定ということもできますが、
その場合は大きく切り戻すと花芽を落とすことになります。
種が必要でないのなら、花の後に切ってももったいないということはないでしょう。

 

日向~明るい日陰で育てることができますが、
もともと山で自生しているため、開けた日向よりは壁と壁の間など、
木漏れ日や隙間から光が差し込むような場所の方がよく育ちます。

 

また乾燥には弱いので、株元には西日を当てないようにしましょう。
耐陰性があるので、暗くなりがちなシェードガーデンの壁面にはお勧めです。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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アジサイの種類

マジカルレボリューション

読了までの目安時間:約 5分

 

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マジカルレボリューション、お気に入りです♪

 

 

マジカルレボリューションは、
オランダで作出された新しい西洋アジサイです。

 

西洋アジサイというと、色がはっきりとして、
装飾花も大きくて派手というイメージがあります。

 

ところが、このマジカルレボリューションは、
一般的な西洋アジサイに比べると、少しおとなしい印象があります。

 

おとなしい印象なのにマジカルレボリューションという名前がついているように、
不思議な色合いを楽しむこともできます。

 

マジカルレボリューションの特徴と育て方のポイントをご紹介します。

 

 

[マジカルレボリューション]

 

 

■マジカルレボリューションの特徴

 

マジカルレボリューションの花房はてまり咲きで、とてもよくまとまります。
花つきも良いので、たくさん花房がついた株を上から見ると、
もこもことしていてかわいらしいです。

 

マジカルレボリューションの花はすべて装飾花ですが、
花弁が完全に開かずに少しすぼまったような形をしています。

 

そのため、花房1つにぎゅぎゅっと集まったように見えるのも、
かわいらしい雰囲気を増しています。

 

花びらは一重で、装飾花の1つ1つは小ぶりですが、
このたっぷり詰まったように見える花房は、十分豪華に見えます。

 

マジカルレボリューションの一番の特徴は、やはり花色です。
最初は明るい黄緑色をしていた花が、だんだんと色づいてきます。

 

色は酸性ならブルーに、アルカリならピンクになりますが、発色がとても美しいです。
一番ブルーやピンクが濃く出る時期でも、
花びら全部が色に染まることはなく、グリーンが少し残ります。

 

全体が咲く過程では、グラデーションがかかって柔らかい色になります。
その後は、だんだんとブルーやピンクから色が変化し、紫がかったような色になります。

 

一般的なアジサイと同じように、6月頃に開花が始まり、
環境が合えば秋頃まで花を見ることができます。

 

切り花として作られた品種の系統のため、枝は太くしっかりとしています。
よほどのことがない限りは、花の重みで折れることはありませんし、
倒れることもほとんどありません。

 

葉の形は一般的なアジサイと同じですが、色は少し濃い目になることが多いです。
花の淡く繊細な色合いと、濃い緑の葉のコントラストも素敵です。

 

 

ajisai11

マジカルレボリューションの苗

 

 

■マジカルレボリューションの育て方のポイント

 

マジカルレボリューションの基本的な育て方は、標準的なアジサイと同じです。
ただ、秋まで花を楽しむためには、少しコツが必要です。

 

直射日光に当たると、花がすぐに傷むため、
開花中は午前中のみ日の当たる半日陰か、
明るい日陰のような場所で管理するのがお勧めです。

 

それ以外の季節は、日当たりの良い場所から半日陰まで、
広い範囲で育てることができます。

 

また、秋まで花を楽しむと、剪定の時期が遅れて翌年に花を咲かせません。
秋色の花を楽しむのであれば、翌年の開花は諦めるほかありません。

 

マジカルレボリューションの株が大きくなってきて枝数が増えたら、
半分は7月に剪定し、残りは秋まで楽しむという方法もあります。

 

西洋アジサイは、寒さに弱い品種が多いのですが、
こちらの品種は少し耐寒性があるようです。

 

それでも寒冷地などで不安な場合は、
鉢植えにして冬期は室内管理をしておいた方が安心です。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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アジサイの種類

ギャラクシー

読了までの目安時間:約 5分

 

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Galaxy

ギャラクシー  C)加茂花菖蒲園

 

 

たくさんの素敵なアジサイを作出している加茂花菖蒲園の、
オリジナル品種にギャラクシーというアジサイがあります。

 

西洋アジサイながら、繊細な作りの花は、
豪華な中に可愛らしさもある素晴らしい品種です。

 

育てる環境によって、花色を変えるギャラクシーとは、
どのような特徴を持ち、どのような育て方をするのでしょうか。

 

 

[ギャラクシー]

 

 

■ギャラクシーの特徴

 

ギャラクシーの花は、すべてが装飾花です。
八重咲きの装飾花がてまり状に咲くので、とても見応えがあります。

 

装飾花は、個別に見ると小ぶりですし、花弁も1枚1枚が小さいです。
ところがこのギャラクシーは、小さな花弁が幾重にも重なり、
まるで小さなバラのような形をしています。

 

ギャラクシーは花びらにも丸みがあって、とても可愛らしいです。
この可愛い装飾花が、1つの花房にたっぷり集まって咲くので、
花房で見ると豪華に見えます。

 

また、花つきがとても良い品種なので、株が小さいうちから見応えがあります。
花色は土の酸性度によって変わります。
アルカリなら濃いピンク~淡いピンクに、酸性なら青紫になります。

 

枝の太さや葉の色や大きさ、形は一般的なアジサイと同じです。
枝はしっかりとしているので、大きな花房でも折れることはありません。

 

ギャラクシーは花つきが良いので、あまりにたくさんの花房がついた時には、
水分を含んだ花房が重くなって、やや倒れ気味になることはあります。

 

 

■ギャラクシーの育て方のポイント

 

ギャラクシーの水やりや追肥、剪定などは、
一般的なアジサイと同様の育て方で問題ありません。

 

ギャラクシーは、土の酸性度でも色を変えますが、
日当たりでも色を変える面白い性質があります。

 

土の酸性度では、アルカリに傾けると濃いピンクになり、
酸性に傾けると青紫になります。

 

どちらの色もキレイなのですが、
このギャラクシーは特にピンクに咲かせると美しい品種です。

 

アルミニウムを含まない、アルカリ性の土で育てることにより、
キレイなピンクに咲かせることができます。

 

日本は雨が多く、土が酸性に傾きがちなので、
できれば鉢植えにして育てた方が、土の酸性度を調整しやすくなります。

 

最近では、アルカリ性に保つための肥料も売られているので利用すると便利です。
日当たりでは色自体は変わりませんが、濃淡が変わります。

 

ギャラクシーは日向で育てると、濃い色が出やすくなり、
日照時間が短い場所だと薄く出ます。

 

特にピンクは、日向では濃い目のピンクになって元気な印象になり、
直射があまり当たらない場所では淡いピンクになり、
ギャラクシーの繊細で儚げな印象が強くなります。

 

色の濃淡の具合は、何年か育ててみて、
好みの色が出る日照時間を探しても楽しいでしょう。
自分好みの色が出た時の喜びは、とても大きいです。

 

西洋アジサイは、一般的なアジサイと比べると耐寒性が劣るとされています。
暖地であれば戸外での越冬もできますが、
寒冷地などでは室内で越冬させた方が無難です。

 

日照時間の都合や土の酸性度の管理、越冬方法などを考えると、
やはり地植えよりも鉢植えの方が管理が楽になるのでお勧めです。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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アジサイの種類

ノリウツギ

読了までの目安時間:約 6分

 

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ノリウツギ

 

 

ノリウツギは、漢字では糊空木と書きます。
これはノリウツギの樹液が、和紙を漉く時の糊に使われていたからだそうです。

 

空木という字が入っていますが、通常のウツギのように枝の中心が空洞ではなく、
スポンジのような状態になっています。

 

ノリウツギは、もともとは日本に自生しているアジサイの仲間ですが、
園芸用に品種改良されたものも見られるようになってきました。

 

自生していたものや、園芸品種も、
人気が高まっているノリウツギとは、どんなものなのでしょうか。

 

 

[ノリウツギ]

 

 

■ノリウツギの特徴

 

ノリウツギの花は両性花が主体となっています。
山や林に自生していますが、ヤマアジサイとはまた違った魅力があります。

 

ヤマアジサイが全体的に小ぶりで楚々とした印象が強いのに対し、
ノリウツギは花の主張が強く目立つ存在です。

 

放任で育てると背丈も高くなる上に、花房がとても大きいので見栄えがします。

 

花房は一般的なアジサイのような、てまり咲きやガク咲きではなく、
どちらかというとカシワバアジサイのような円錐形をしています。

 

たくさんの両性花が円錐形に集まって咲き、その中に不規則に装飾花が咲きます。
装飾花の数はあまり多くなく、点々といった風に咲きます。

 

両性花は一般的なアジサイの両性花に比べると少し大きく、
しべも長いので、両性花が咲き進むとふさふさとした印象になります。

 

装飾花は花弁が4枚で、丸みを帯びた形をしているので、
花房が大きく目立つ割りに可愛らしく見えます。

 

ノリウツギの色は基本的には白ですが、
品種によっては黄緑からクリーム色へ変色するものもあります。

 

また花もちがとても良いので、秋まで咲き続けることも多く、
だんだんと寒くなってくると、枯れずに残った花はさらに色を変え、

 

濃いピンク~赤色に変化します。
特に寒冷地など、早くに気温が下がる地域では、赤い色がキレイに出せます。

 

 

Limelight

ライムライト C)コピスガーデン

 

 

ノリウツギの園芸品種である「ミナヅキ」と「ライムライト」は、
両性花がなく装飾花のみで円錐形の花房ができあがります。

 

ミナヅキは白花ですが、ライムライトは黄緑色の花が咲きます。
ライムライトは咲き進むと、黄緑からクリーム色に退色し、
その後ピンク~赤に変化するので、長い花期を飽きずに楽しめます。

 

ノリウツギの葉は一般的なアジサイよりも少し小さいですが、
株が大きくなるにつれ葉も大きくなる傾向があります。

 

葉の縁にはぎざぎざが入りますが、
普通のアジサイよりもかなり細かい切れ込みが入っています。

 

葉の表面には光沢はありません。
花房が大きくなるのですが、枝が少し細いので、
雨の日などは花の重みで枝が倒れることがあります。

 

 

noriutugi003

大きく育つノリウツギ

 

 

■ノリウツギの育て方のポイント

 

日向~半日陰まで、幅広い範囲で育てることができます。
水はけと水もちの良い土を好むので、
夏の強い直射日光が株元に当たり、土が乾燥すると株が弱ることがあります。
夏の西日には要注意です。

 

ノリウツギは花期が長いので、剪定に迷いそうになりますが、
剪定時期が花後~翌年3月までと、かなり猶予があります。

 

一般的なアジサイのように、夏に花芽を形成するのではなく、
春に芽吹いてから花芽ができるため、
剪定は厳寒期を避ければ、いつでも可能となります。

 

ノリウツギの剪定の強さも、強剪定と弱剪定どちらも可能です。
強剪定をしておけば、枝数が少なくなって花房が大きくなります。

 

弱剪定をすると、枝数が増えて花房が小さくなります。
育てる環境やスペース、好みにより仕立て方を変えられるのも魅力の1つです。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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アジサイの種類

ウェディングブーケ

読了までの目安時間:約 5分

 

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Wedding bouquet (1)

ウェディングブーケ C)Kamo Garden

 

 

ウェディングブーケというアジサイは、
加茂花菖蒲園が交配して作ったオリジナル品種です。

 

一見するとガクアジサイの普通のタイプに見えますが、
オーソドックスなアジサイと比べると、少し雰囲気が異なるのに気づきます。
ウェディングブーケという品種は、

他のガクアジサイとはどのように違うのでしょうか。

 

 

[ウェディングブーケ]

 

 

■ウェディングブーケの特徴

 

ウェディングブーケの花は、中央に両性花が固まって咲き、
その周りに装飾花が咲くというガク咲きの典型です。

 

ところが、花の作りが独特なため、
一般的なガクアジサイと比べると、雰囲気が違うように見えます。

 

装飾花は八重咲きで、花びらの数も多めなのでボリュームがあります。
一番外側の花弁は丸みが強く出ますが、
内側にいくに従いほっそりしたシルエットになり、ごてごてとした印象はありません。

 

装飾花の形はとても整っているので、見るほどにその美しさに惹かれます。
両性花は一般的なアジサイに比べると、
花びらが大きく、しかも形や大きさが不揃いになります。

 

この不揃いで個性的な両性花によって、
ウェディングブーケは他とは違った雰囲気を出しているのです。

 

ウェディングブーケの大きさや形がまちまちな両性花の花びらは、
ぴらぴらと出たり引っ込んだりして見えるため、
両性花の部分も盛り上がっているように見えます。

 

上から見ても横から見ても花房の形が整っていて、
ボリュームのある装飾花と、独特の両性花の塊とが合わさり、とても見栄えがします。

 

花数が多い、花が大きい、花弁数が多くてゴージャスに見えるのとは違い、
すっきりとしたシルエットに見える部分や控えめな数の装飾花、
派手になりすぎない花型などで上品に見えます。

 

花色はピンク~ブルーまでで、どの色合いが出たとしても濃く出ることはなく、
淡い色合いで咲いてくれるのも爽やかで好感が持てます。

 

ウェディングブーケの枝の太さは標準ですが、花つきがとても良いので、
多数の花がついた時には重さで少し倒れることがあります。

 

ウェディングブーケの葉は標準的な形と色をしています。
だからこそ美しい花が際立たせることができます。

 

 

Wedding bouquet (2)

淡い色に上品な姿が人気です

 

 

■ウェディングブーケの育て方のポイント

 

一般的なアジサイの育て方と同じです。
花の色は土の酸性度によって変わります。

 

アルカリ性に傾ければピンクに、酸性に傾ければブルーになります。
酸度が中途半端な場合は、薄い青紫や藤色など、紫っぽい色になります。
どの色が出ても、淡く繊細なのでとてもキレイです。

 

ウェディングブーケの株は大きくなるのが遅いので、
コンパクトに育てやすい特徴があります。

 

地植えにしたいけれどあまりスペースがない場合や、
鉢植えにして育てたい方にぴったりです。

 

コンパクトに育っていても、何年も育てて株が充実してくると、
花の数がどんどん増えていくのも魅力的です。

 

乾燥には弱いので、水はけと水もちの良い土で育てます。
また、日当たりが良い場所でも育ちます。

 

乾燥を防止するために株元にマルチを敷いたり、
株元に直射日光が当たりにくくなるように、周りに低い植物を植えると良いです。

 

ウェディングブーケは、半日陰の場所や、木の陰になるような場所でも育ちます。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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アジサイの種類

センセーション

読了までの目安時間:約 4分

 

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Sensation3

センセーション C)千草園芸

 

 

西洋アジサイにセンセーションという品種があります。
名前の通り、目を引く素敵な花を咲かせ、
贈った相手を良い意味で驚かせてくれそうです。

 

新しい品種ではありませんが、
人気の高いセンセーションとは、どのようなアジサイなのでしょうか。

 

 

[センセーション]

 

 

■センセーションの特徴

 

センセーションはいかにも西洋アジサイといった、大ぶりのてまり咲きです。
花はすべて装飾花ですが、1つ1つがとても大きいので存在感があります。

 

花びらの縁には切れ込みが入ることがあります。
切れ込みは株によって入り方が違うため、
その一定ではない切れ込みが表情を生み出してくれます。

 

形よくまとまったてまり咲きなので、少し派手めな姿ですが、
可愛らしい雰囲気も持ち合わせています。

 

花色は土の酸性度によって変わるようで、濃いピンク~ブルーまであります。
ピンクは濃い色まで出ますが、ブルーは薄めに出ることが多いようです。

 

酸度の具合で、藤色のような薄い紫色になることもあります。
また、本来は花の縁に白い覆輪が入るのですが、
育て方や株によって、覆輪が出にくいものや、まったく出ないこともあるようです。

 

逆に覆輪が太くなり、花弁のほとんどが白で、
中央にだけ色が出るということもあるので、
毎年違う色や雰囲気を楽しめる可能性を秘めています。

 

枝や葉は一般的な西洋アジサイと同じです。
枝は比較的丈夫なので、花がたくさんついても折れることはありません。

 

ただ、花が多くついた年は、
雨を含んで花が重くなると、やや倒れ気味になることがあります。

 

 

Sensation (2)

センセーションと思われるアジサイ

 

 

■センセーションの育て方のポイント

 

育て方は一般的なアジサイと同じで問題ありません。
花色は土の酸度によって変わるので、
好みの色を出したい場合は酸度に注意します。

 

また、その場合は鉢植えの方が管理がしやすいのでお勧めです。

 

センセーションは花びらが厚く丈夫なので、花もちがとても良いです。
そのため、黄緑をした蕾~色つきの花が開花~退色して黄緑と、
色の変化を楽しむことができます。

 

直射日光が当たると花が傷みやすくなるので、
最後の黄緑に変化するまで見たい場合は、
明るい日陰や室内など、直射が当たらない場所で育てるのがコツです。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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アジサイの種類

ウェディングドレス

読了までの目安時間:約 4分

 

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Wedding dress

ウェディングドレス C)千草園芸

 

 

ガクアジサイのウェディングドレスは、
加茂花菖蒲園のオリジナル品種です。

 

ウェディングドレスという名前そのままに、
純白で広がりのある姿はとても美しいので人気があります。

 

6月といえば雨、雨といえばアジサイ。
6月といえばジューンブライド、
ジューンブライドといえば花嫁さんが着るウェディングドレスです。

 

そんな6月にぴったりのウェディングドレスというアジサイは、
どのような品種なのでしょうか。

 

 

[ウェディングドレス]

 

 

■ウェディングドレスの特徴

 

花房の形は、典型的なガク咲きです。
中央に両性花が集まり、その周りを囲むように装飾花が咲きます。

 

けれどウェディングドレスは、オーソドックスな花型であるにも関わらず、
少し特殊な形をした両性花にあります。

 

一般的なアジサイの両性花は、小さく花びらも一重で目立ちません。
ウェディングドレスの両性花は、花自体は小さいですが、八重咲きなのが特徴的です。

 

八重咲きなのは両性花だけではなく、装飾花もです。
装飾花は真っ白な八重咲きですが、
花びら1枚1枚が少しほっそりとしたシルエットなので、
重くなりすぎることがありません。

 

すっきりとした印象なため、派手にならずに、
花嫁さんのイメージである楚々とした雰囲気も持っています。

 

枝はそれなりに太さがあるので、
花数が増えても折れたり倒れたりすることがほとんどありません。

 

葉はアジサイらしい形と大きさで、
色も濃い緑色で、真っ白な花とのコントラストは素敵です。

 

 

■ウェディングドレスの育て方のポイント

 

基本的な育て方は、一般的なアジサイと同じです。
株姿が乱れにくく、花上がりも良いので育てやすい品種です。

 

八重咲きのアジサイを育てるのが初めての方にもお勧めです。
花色は白で固定されているため、土の酸度で色が変わることはありません。

 

株の大きさを調整しやすいので、地植えはもちろん、鉢植えでも育てることができます。
日当たりは日向~半日陰まで大丈夫です。

 

庭に1株でもあれば、じめじめとした梅雨の時期を、
白いドレスで気分を変えてくれますね。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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アジサイの種類

銀河

読了までの目安時間:約 3分

 

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銀河 C)森農園ネットショップ

 

 

アジサイの「銀河」は、まだ新しい品種で今注目のガクアジサイです。
この銀河は、島根県で作られたオリジナル品種で、
万華鏡・美雲に続く第三弾だそうです。

 

万華鏡と美雲はどこか柔らかい印象がありましたが、
今回の銀河はやや濃いめの色と花型をしていて元気をもらえそうです。

 

涼やかさをまとった新品種の銀河とは、どのようなアジサイなのでしょうか。

 

 

[銀河]

 

 

■銀河の特徴

 

花房は、中央に両性花が集まり、その周りに装飾花が咲きます。
装飾花は八重咲きで、花びらの先端が少しとがったような形をで、
とても整った花型をしています。

 

色は今のところ青のみ流通しているようです。
青い花びらの縁には白いラインが入るので、すっきりとした印象があります。

 

装飾花自体も大きく、
花房も大きめなのでとても目を引きますが、
色が爽やかなブルーなので、くどさはありません。

 

普通、両性花はあまり目立たずに開花しますが、
銀河の場合は両性花の花びらもとこどころ大きいものがあるため、
細かい両性花と大きな装飾花を合わせた、まるで花束のような花房をしています。

 

中央がやや盛り上がるので、上からだけでなく、横からの鑑賞にも向きます。

 

枝の太さや葉の形や大きさは、一般的なアジサイと同じくらいです。
花房が大きくなるので、枝はしっかりしていても倒れてくることがあるかもしれません。
葉の色がやや濃いので、爽やかなブルーの花色とよく合います。

 

 

ginga-ajisai001

 

 

■銀河の育て方のポイント

 

一般的なアジサイと同じ育て方で問題なと思われますが、
新しい品種のため、育て方がまだはっきりしていません。
銀河と同じ島根県で作られた万華鏡よりは育てやすいようです。

 

平成29年4月から出荷予定ということですが、すでに取り扱いのあるお店はあるようです。
ただ取扱店は限られています。

 

その分値段も高いですが、見栄えが良いのでプレゼントにはぴったりです。
近くの花屋よりも、ネット通販の方が見つけやすいかもしれません。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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アジサイの種類

タマアジサイ

読了までの目安時間:約 6分

 

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タマアジサイ

 

 

タマアジサイは、東北地方南部や関東地方などの、
林で自生しているアジサイです。

 

玉のような蕾をあげ、それが開くと両性花や装飾花が咲くため、
タマアジサイと呼ばれるようになりました。

 

他のアジサイとは雰囲気の異なる、なんとも不思議なタマアジサイとは、
どのようなアジサイなのでしょうか。

 

 

[タマアジサイ]

 

 

tamaajisai002

タマアジサイのつぼみ

 

 

tamaajisai004

タマアジサイの開花初期

 

 

■タマアジサイの特徴

 

タマアジサイは、装飾花と両性花の両方を咲かせますが、
その両方が包まれた状態で花芽が上がってきます。

 

蕾の状態だと、まるでシャクヤクの蕾のようにも見え、
一般的なアジサイとは全く違った雰囲気を出します。

 

花を包んでいる部分が開いてくると、
中には両性花と装飾花の両方が固まっています。

 

それがまた外側から開いていき、徐々に広がります。

 

1つの塊が完全に広がるまでにかなり時間がかかるため、
最初の方に開花した両性花は、最後の両性花が開く頃には、
受粉して実を付けていることもあるくらいです。

 

タマアジサイにも色々と品種があるため、
品種によって花姿が少し変わります。

 

基本的には、両性花が固まって咲いて、
その周りにぽつりぽつりと装飾花が咲きます。

 

そういった両性花と装飾花のグループがいくつか集まって、
1つの蕾に収まっているという状態です。

 

 

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さらに開いていくと、愛らしい雰囲気です

 

 

タマアジサイの品種によっては、
両性花がほとんどなく、装飾花だけが咲くものもあります。

 

両性花はしべが少し長めなので、両性花がたくさん開花する品種は、
開花中にふさふさとした見た目になるのもかわいいです。

 

タマアジサイの花色は白や薄い青や紫などが基本です。
あまり濃い色はないようです。

 

品種によっては、装飾花が白い色をしていて、
両性花が濃い紫色をしている場合もあります。

 

葉も一般的なアジサイとは少し違っていて、
縁にはぎざぎざがあるものの、
とても細かいので遠目だと切れ込みがないように見えます。

 

またタマアジサイの自生種は、株が大きくなるほど葉も大きくなり、立派になります。
色は薄め~濃いものまで様々で、葉の表面に光沢があるものとないものがあります。

 

林で自生しているものは、手入れもほとんどされていないため、
枝の長さが2メートルを超えていることもあるほど大型になります。

 

手入れをして、きちんと剪定してコントロールすることで、
株の大きさも抑えることができます。

 

 

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花後のようす

 

 

■タマアジサイの育て方のポイント

 

タマアジサイは、とにかく水切れには注意します。
大型になって葉も大きくなってくると、蒸散量も増えていきます。

 

特に鉢植えで育てる場合は、夏場の水切れに注意が必要です。
日当たりは、午前中に光が当たって午後から日陰になるような、
半日陰の場所が適しています。

 

夏の間は、風通しが良くて涼しい場所の方が、水切れの心配も減ります。

 

タマアジサイは、株元からよく枝が伸びるので、
数年に1度は古い枝を付け根から切って更新すると、リフレッシュできます。

 

また、古い枝にはいくつもの花房がつきますが、
花房の数が増えると大きさが小さくなってしまいます。

 

小さくなっても良いから数が欲しい場合は、古枝を中心に育てますが、
大きな花房が見たい場合は、枝の更新をすると花房の大きさを保つことができます。

 

花芽は他のアジサイと同様に夏に形成されるので、
剪定は7月までに済ませるようにします。

 

タマアジサイの枝数を減らすために、間引き剪定をする場合は、
落葉して株元が見やすくなってから剪定を行っても問題ありません。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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