アジサイ 育て方

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こんぺいとう

読了までの目安時間:約 5分

 

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「こんぺいとう」という名の愛らしいガクアジサイが人気です C)千草園芸

 

 

八重の装飾花が美しく、花色もはっきりとしているため、
西洋アジサイと間違われることがありますが、実は違います。

 

こちらの品種は、静岡県にある加茂花菖蒲園で、
交配・作出されたオリジナルのアジサイです。

 

加茂花菖蒲園で栽培されている紫式部という品種と、
同じく加茂花菖蒲園にて栽培されている八重咲き品種とを、
かけ合わせてできたのが、このこんぺいとうです。

 

色がはっきりとしていて華やかさもありながら、
かわいらしさも兼ね備えています。

 

 

[こんぺいとう]

 

 

■こんぺいとうの特徴

 

花は中央に小花が固まって咲き、その外側に装飾花がつきます。
装飾花は花弁が10枚ほどの八重咲きで、中央の小花より大きく目立ちます。

 

装飾花の軸がやや短めのため、隅田の花火のように広がるようには咲かず、
小花と一緒にまとまって咲きます。

 

そのため、小花の周りに花冠をつけたようなかわいらしさがあります。
色はピンクと青ですが、花びらには白い覆輪がつきます。

 

中央の小花に覆輪はありませんが、土が酸性かアルカリ性かによって、
装飾花と同じようにピンクや青(紫)に変化します。

 

青が比較的強く出るため、男性へのプレゼントにも人気があるようです。
覆輪はしっかりと入る上に、色付きの部分との境目がぼやけるため、
グラデーションのようになるのも魅力的です。

 

覆輪の幅や色の濃淡は、栽培環境や開花具合によって変わります。

 

葉はアジサイらしい、縁にぎざぎざが入っている葉です。
色は少し薄め~緑色ですが、かわいらしい花色とよく合います。

 

枝は比較的しっかりしているため、
開花期になっても折れ曲がることはほとんどありません。

 

 

■こんぺいとうの育て方のポイント

 

植え付け方や追肥、剪定の方法は基本のアジサイの育て方とほぼ同じです。
花色をはっきり出すためには、日光に当てる必要があります。

 

晩秋~冬の間は日当たりの良い場所に置き、
春~開花までは午前中に日の当たる半日陰に置きます。

 

夏の強い日光が苦手なので、夏の間は明るい日陰など、
涼しい場所で管理すると、花色もよく出て株も傷みません。

 

花色のピンクと青は、土がアルカリ性か酸性かで変わります。
青は完全な青にはなりませんが、酸性を強くすると青の強い紫になり、
酸性が弱まると紫が強くなります。

 

アルカリ性にすればピンク色にできます。
ピンクにする場合も、アルカリ性の強弱により、花色が少し薄くなることがあります。

>>アジサイの花色

 

自分好みの色に仕上げるためには、
地植えよりも鉢植えの方が、酸度管理がしやすいのでお勧めです。

 

鉢植えの方が管理がしやすいですが、もちろん地植えで育てることも可能です。
地植えでは土が弱酸性になりやすいため、ピンクよりも青に傾くことが多くなります。

 

ピンク色にしたい場合は、植え付ける時に植え付け場所の土を掘り上げ、
アルカリ性のアジサイ用培養土を入れて植え付けます。

 

また、追肥をする時も、赤色になるためのアジサイ用肥料を与えるようにすると、
ピンク色になりやすくなります。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイの剪定方法
・アジサイ 挿し木の仕方

 

タグ :

アジサイの種類

隅田の花火

読了までの目安時間:約 5分

 

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隅田の花火 C)千草園芸

 

 

隅田の花火はガクアジサイの仲間で、
元は横浜のとある民家の庭で育てられていたものです。

 

一軒の民家から見つかった隅田の花火を、株分けして増やし、
今では安定して生産される人気品種となりました。

 

毎年アジサイの季節になると、苗や鉢花として流通しているので、
ホームセンターや園芸店などでもよく見かけます。

 

意外と昔から流通している品種のため、すごく珍しいということもなく、
インターネットなどではすぐに購入することができます。

 

 

[隅田の花火]

 

 

■隅田の花火の特徴

 

花は、中心に小さな花が固まって咲き、
その周りを囲むように10個~16個の装飾花が咲きます。

 

装飾花は中心の花よりも大きく、八重に咲き軸が少し長いため、
まるで花火が打ちあがり開いたように見えます。

 

花色の基本は白ですが、うっすらと青が出ることが多いです。
アルカリ性に傾けば薄いピンクになることもあります。

 

葉はアジサイらしい、縁にぎざぎざの入った濃い緑色の葉です。
濃い色の葉と、繊細な作りの白い花のコントラストが見事です。

 

枝もそれなりの太さがあるため、開花期になっても花茎が折れることはありません。
株姿は、剪定をきちんとしていれば、ほとんど乱れることはありません。

剪定を怠ると、枝が長くなりすぎて不格好になります。

 

 

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花もちがとても良い隅田の花火

 

 

■隅田の花火の育て方のポイント

 

基本的な育て方は、一般的なアジサイと同じです。

土はアルカリでも酸性でも育てられますが、標準的な土でも育てられるので、
弱酸性に整えられた土によって青が出やすくなります。

 

さらに強い酸性すると、
青い色が濃くなりますが、基本的には白を基調としています。

 

反対にアルカリ性に傾ければ、ピンクがかった色にはなりますが、
こちらも濃いピンクにはならずに白っぽいままになります。

 

できるだけ白に近くしておきたい場合は、中性になるようにしておきましょう。

隅田の花火は、中央の小花から花粉が出にくいため、
花自体が汚れにくく傷みにくいため、花もちがとても良いのが魅力です。

 

環境によっては、そのまま花をつけた状態で秋まで過ごし、
疑似的な秋アジサイとして観賞することもあるようです。

 

◎剪定方法
ただ、秋まで花を残しておくということは、
秋まで剪定ができないということになります。

 

秋にはすでに花芽を形成している時期を過ぎているため、
秋色を楽しんでから剪定をすると、花芽を落とすことになります。

 

できれば、秋まで花を残さずに夏前に剪定した方が無難です。

ただ、すでに大株に育っていて、毎年何本も花のつく枝が出る場合は、
半分だけ剪定しておき、残りを秋アジサイとして楽しむこともできます。

 

また、環境が良く、土も肥沃な場所で株が充実していると、
夏前に剪定を行っても、秋に2回目の花が咲くことがあります。

 

秋に開花する場合は、
中央の小花が少なく、周りの装飾花が多くなる傾向があります。

 

ガクアジサイで花の見栄えもしますが、鉢植えでも容易に育てることができます。
梅雨が明けて気温が高くなる頃、直射日光を長時間浴びると、
萎れたようになることがあります。

 

鉢の中の温度が高くなると、こういった症状が出やすくなるため、
真夏は半日陰か朝のみ日の当たる場所に置いておくのがお勧めです。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイの剪定方法

 

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アジサイの種類

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