アジサイ 育て方

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アジサイの花色

読了までの目安時間:約 4分

 

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アジサイの本来の青や赤をきれいに出したいですね

 

 

アジサイの花色は土壌の酸性度で変化します。

 

もともとの花色の発色をよくするために、
土壌の酸性度に合った肥料を与えると、花色が美しくなります。

 

庭植えでは、雨やもともとの土壌成分の影響を受けるため、
思い通りにコントロールすることは難しいのですが、
鉢植えでは発色をコントロールすることができます。

 

 

■アジサイの花色

 

 

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1.青い花を咲かせるには?
アジサイの花を青くさせるためには土壌を酸性にします。
アジサイの花の色素はアントシアニン系です。

 

アントシアニンはもともとは赤みを帯びた色素です。
酸性の土壌では、土の中のアルミニウムの成分が、
水分に溶けやすくなっています。

 

水分に交じったアルミニウムをアジサイが根から吸収すると、
細胞の中のアントシアニンとアルミニウムが結合します。

すると、アントシアニンは青色で発色するのです。

 

土壌のアルミニウムの量が少なくなると、
花色は徐々に青から紫色へと変化していきます。

 

青色系のアジサイの発色をよくするためには、土壌を酸性にします。
リン酸の成分が少ない肥料で育てるのがコツになります。

 

用土では、赤玉土:ピートモス:パーミキュライトを、
4:4:2の割合で混ぜます。 

 

ピートモスが青色の色素をきれいにしてくれる成分です。
肥料は、骨粉などを含まない完熟油かすが適しています。

 

 

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2.ピンク色の花を咲かせるには?
赤色系の花を咲かせるためには、土壌をアルカリ性に整えます。
アルカリ性の土壌はアルミニウムを含みません。

 

そのため、アルミニウムの成分の影響を受けない、
アントシアニンは本来の赤色を発色します。

 

アルカリ性の土壌を作るには、リン酸成分の多い肥料を与えます。
用土は、赤玉土:腐葉土:パーミキュライトを、
4:4:2の割合で配合します。 

 

腐葉土が赤色の発色を良くしてくれます。
肥料は、骨粉や魚粉を含む油かすを施します。

 

 

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3.赤い花を咲かせるには?
紅(クレナイ)などの、真紅のアジサイは、
土壌の酸性度に影響をされません。

 

発色を決めるのは、日照量です。
美しい赤色のアジサイ「紅(クレナイ)」は、
日当たりの悪いところで育つと真っ白の花を咲かせます。

 

*アジサイの青・赤の発色を良くする肥料も販売されています。
>>アジサイの発色を良くする肥料

 

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アジサイ栽培 Q&A

アジサイ 鉢植えを庭植えにするには?

読了までの目安時間:約 4分

 

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鉢から庭に植え替える方法は?

 

 

アジサイは庭植えにすると大きく育ち、たくさんの花を咲かせます。
鉢植えに比べて、水やりなどの管理も、とっても楽です。

 

鉢植えで育てていたアジサイを庭に植えるのには、
どのようにすればよいでしょう?

 

 

■アジサイ 鉢植えを庭植えにするには?

 

1.植え替えの時期は?
鉢植えのアジサイを庭植えにするのは、
花が咲き終わった後の7月下旬か、9月下旬から10月上旬です。

 

花が咲いている時に植え替えを行うと株が弱ってしまいます。
花が咲き終わるのを待ち、花後の剪定を行ってから、
植え替えるとダメージが少ないです。

 

 

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植え替え後のアジサイの花

 

 

2.庭植えに適した場所は?
アジサイが好む環境は、
水はけのよい土壌で、適度に日の当たる場所です。

 

アジサイは日陰の花のイメージですが、
適度に日が当たらないと花芽が育たず、花付きが悪くなります。

 

明るい日陰や、日の当たる時間がある日陰の場所がよいでしょう。

アジサイの花芽は冷たい北風に当たると枯れてしまいます。
風よけのある場所に植えたほうがよく育ちます。

また、アジサイはとても大きく生長します。
剪定で小さく保つこともできますが、
強い剪定を行うと翌年花が咲かないことがあります。

 

できれば、広めのスペースを確保して植えると、
本来のアジサイの美しさが鑑賞できます。

 

3.植え替えの方法は?
アジサイの植え替えには、
大きなスコップと完熟の腐葉土が必要です。

 

植える場所が決まったら、
アジサイを植えるための植え穴を掘ります。

根鉢よりも1周り大きな穴を掘ります。

 

 

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穴を掘り腐葉土を混ぜ込んだようす

 

 

掘り上げた土に、3割ほど腐葉土を混ぜ込みます。

植穴に腐葉土を混ぜた土を少し戻し入れれます。

 

アジサイを鉢から抜き、根鉢をひと回り崩します。

アジサイの株を穴に植え、土を地面よりも低くなるように戻します。
根の周りに水が溜まるくらいしっかりと水を与え、水が引くのを待ちます。
水が引いたら、残りの土を入れ、地面と同じ高さにし、踏み固めます。

 

4.植え替え後の管理は?
植え替え後は、根付くまでは毎日水やりが必要です。
とくに、梅雨明け後に植え替えを行った場合は、
水切れに注意が必要です。

 

枝や葉が生長をはじめたら、根付いたと考えて良いでしょう。
アジサイは庭植えにすると、基本的には水やりは必要ありません。

 

真夏に葉がしおれているようであれば水やりをします。
しかし、定期的に水やりを、し過ぎると、
その環境に慣れ、水切れに弱くなるので気をつけます。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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アジサイ栽培 Q&A

アジサイ 小さく保つには?

読了までの目安時間:約 4分

 

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アジサイ、大きくなります!

 

 

アジサイは庭植えにしているとどんどん大きくなります。
大きく育ったアジサイは見ごたえがあります。

 

しかし、栽培スペースが限られている場合には、
アジサイが大きくなりすぎることが悩みのタネになります。

 

アジサイを小さく保つ方法やコツはあるのでしょうか?

 

 

■アジサイ 小さく保つには?

 

 

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アジサイ剪定の基本

 

 

1.剪定でコンパクトに保つ
アジサイは、剪定を行って樹形を保ち、花付きをよくします。
花後の剪定は、翌年にきれいな花を楽しむためには欠かせない作業です。

 

装飾花が裏返ったら、花から2節目を切り取ります。
切り取ったところから新梢が生え、花芽が付きます。

 

冬が近づき葉が落ちたら、
花芽が付いていない細い枝や古い枝を根元から切り取ります。

 

毎年剪定を行っていると、ある程度は株を小さく保つことができます。

 

2.強剪定をする
毎年花後の剪定を行っていても、アジサイは大きくなってしまいます。

 

栽培スペースが限られている場合は、
時には強めの剪定が必要になります。

 

強めの剪定を行うときは、全ての枝を根元で切り落とします。
強剪定を行った翌年は花が咲きませんが、かなり小さくなります。 

 

 

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不安なときは、挿し木で苗を確保しておきます

>>アジサイ 挿し木の仕方

 

 

3.植え替え時期に根鉢を崩す
鉢植えで育てているときは、2年に一度は鉢を植え替える必要があります。
この時に、通常はひと回り大きな鉢に植え替えます。

 

しかし、株を小さく保ちたいときは、根鉢を崩して小さくします。
根詰まりを防ぐことができ、株も小さく保つことができます。

 

同じ鉢を使うことができますが、土は新しいものに取り換えます。

 

4.株立ちの本数を制限する
株自体が大きくなっていても、株立ちする枝を制限することで、
株がすっきりとしてコンパクトになります。

 

横に張り出している枝を根元で切り取り、
株の中心部の枝を残すようにします。

 

 

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ヤマアジサイは、小型のものが多いです

 

 

5.小型のアジサイを選ぶ
栽培スペースに限りがある時は、
あらかじめ小さい種類のアジサイを選ぶのも一つの方法です。

 

ヤマアジサイには小型の種類が多く、花の形も多彩なので、
スペースに合わせた好みの種類を見つけて育てることができます。

 

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アジサイ栽培 Q&A

アジサイ 枯れる理由は?

読了までの目安時間:約 5分

 

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鉢植えのアジサイとナデシコ

 

 

アジサイは丈夫で育てやすいと言われますが、
鉢植えでも、庭植えでも、枯れることがあります。

アジサイが枯れる理由には、どんなことがあるのでしょうか?

 

 

■アジサイ 枯れる理由は?

 

1.アジサイの鉢が小さい
お店で売られている鉢植えのアジサイは、
株の大きさに対して鉢が小さいものがほとんどです。

 

これは、デザイン的な問題もありますが、
鉢が小さい方が花がよく咲くためでもあります。

 

植物は、過酷な環境に置かれると、
子孫を残すために花を咲かせ実をつけようとします。

 

お店で売られている状態のアジサイは、
まさに過酷な環境で花を咲かせている状態です。

 

鉢が小さいと、根がまわってしまい、
根腐れをおこす可能性があります。

 

園芸店で売られているアジサイは、
プラスチック製の鉢に植えられている場合が多いです。

 

駄温鉢など、湿度を調整してくれる、
やや大きめの鉢に植え替える必要があります。

 

 

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鉢植えで購入したアジサイは、花後に剪定して植え替えるのが安心です

 

 

2.水やりが不適切
アジサイは水分をとても必要とする花です。
地植えで育てているのであれば、
多少の水不足で枯れてしまうことはあまりありません。

 

しかし、鉢植えの場合は、水不足の状態が続くと枯れてしまいます。
また、過剰に水を与えすぎているのも枯れる原因になります。

 

常に土がぬれている状態や、水受けのお皿に水が溜まっていると、
根腐れをおこしやすく病気にかかりやすくなります。

 

特に、夏場の高温時期は根腐れをおこしやすいので注意が必要です。
土の状態をよく観察し、土が8割がた乾いたら、
鉢底から流れ出るほどたっぷりの水を与え、受け皿の水は捨てておきます。

 

3.植え替え時期が不適切
園芸店で売られている鉢植えのアジサイは、
植え替えてあげる必要があります。

 

また、鉢植えで育てている場合には、
2年に1度はひと回り大きな鉢に植え替えると元気に生長します。

 

しかし、植え替えの時期には注意が必要です。
花が咲いている間は、株の栄養は花にとられているので、
植え替えないほうが良いでしょう。

 

買ってきた鉢植えをすぐに違う鉢や、庭に植え替えると、
花がしおれて、枯れてしまう原因になります。
花が終わってから、花後の剪定を行い、その後に植え替えを行います。
*花を観賞して、すぐ剪定して植え替えるのが実はいちばん安全です。

 

 

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色変わりし始めるホワイトとグリーンが美しいマジカルノブレス♪

 

4.葉焼けを起こしている
葉の先が乾いて茶色っぽく枯れているのであれば、
日差しが強すぎて葉焼けを起こしていることがあります。

 

真夏に、アジサイを直射日光に当てるのは無理があります。
特に西日の射す場所はたいへん苦手です。
鉢植えは、半日陰や明るい日陰などに移動します。

 
地植えで株の移動ができない場合は、
遮光ネットやスダレで半日陰のスペースを作るようにします。

 
>>アジサイの苗を各種見てみる

 

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アジサイ栽培 Q&A

アジサイ 花が咲かない理由は?

読了までの目安時間:約 5分

 

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アジサイたち咲いてくれると安心です(2015.05.18)

 

 

アジサイの花が咲かないことがあります。

 

アジサイの花が咲かない理由には、
どのようなことが考えられるのでしょうか?

 

 

■アジサイ 花が咲かない理由は?

 

1.剪定の時期が遅い
アジサイの花芽は確認が難しく、
剪定で切り落としてしまうことがあります。

 

アジサイの剪定は、アジサイの花が終わった直後に行います。
花が咲いた枝だけを、花から2節下で切り取ります。

 

 

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アジサイの花後の剪定、来年も開花させる

 

 

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アジサイの花後の剪定、来年は開花させない

 

 

アジサイは、休眠期に間引き剪定をすると、
株の風通しがよくなり、うどんこ病などの病気予防になります。

 

しかし、あまりたくさん間引いてしまうと、
花芽の付いた枝を切り取ってしまい、
翌年花が咲かない原因になります。

 

アジサイは元気で大きく生長する植物です。
その樹形を小さく抑えるためには、強剪定を行う必要があります。

 

すべての枝に強剪定を行うときは、
翌年の花が咲かなくなるので注意します。 

 

 

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冬の寒さで花芽が枯れることがあります

 

 

2.寒さで花芽が枯れた
アジサイの花芽は、最低気温が15度を下回ってから、枝の先端にできます。
アジサイは、低温には強いのですが、
冷たい風にさらされると、枝の先端から枯れていきます。

 

ちょうど花芽のあるところから枯れて行くことになります。
株自体が元気であれば、翌年も葉は元気に茂ります。

しかし、葉ばかりが茂って花が咲かない、ということが起こります。

 

3.日当りが悪かった
花芽ができる時期には、十分に日に当てる必要があります。

 

アジサイは、日陰の花というイメージがありますが、
花芽を作るためにはある程度日照時間が必要です。 

 

庭植えであれば、植える場所は日陰でも時々日の当たる場所にします。
鉢植えの場合は、10月には日向に置き、充分日に当てるようにします。

 

また、夏場は直射日光に当たりすぎないように日よけを行いますが、

極端に日よけを行うのも良くありません。

 

夏から秋にかけてあまりにも日当たりが悪いと、
生長不良を起こし、花芽を作ることができなくなります。

 

4.肥料を与えすぎた
アジサイは肥料が多すぎると花が咲かない原因になります。
特に、窒素成分が多いと花に良くない影響を与えます。

 

アジサイの肥料はリン酸か、カリの成分が多いものを施すようにしましょう。

 

 

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アジサイ、開花しますように

 

 

5.鉢植えのアジサイを開花後放置した
鉢植えのアジサイは、開花が終わってからすぐに花の2節下を切り取ります。

鉢植えのアジサイの花後の剪定を行わず、
放置しておくと翌年花が咲かない原因になります。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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アジサイ栽培 Q&A