アジサイ 育て方

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こんぺいとう

読了までの目安時間:約 5分

 

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「こんぺいとう」という名の愛らしいガクアジサイが人気です C)千草園芸

 

 

八重の装飾花が美しく、花色もはっきりとしているため、
西洋アジサイと間違われることがありますが、実は違います。

 

こちらの品種は、静岡県にある加茂花菖蒲園で、
交配・作出されたオリジナルのアジサイです。

 

加茂花菖蒲園で栽培されている紫式部という品種と、
同じく加茂花菖蒲園にて栽培されている八重咲き品種とを、
かけ合わせてできたのが、このこんぺいとうです。

 

色がはっきりとしていて華やかさもありながら、
かわいらしさも兼ね備えています。

 

 

[こんぺいとう]

 

 

■こんぺいとうの特徴

 

花は中央に小花が固まって咲き、その外側に装飾花がつきます。
装飾花は花弁が10枚ほどの八重咲きで、中央の小花より大きく目立ちます。

 

装飾花の軸がやや短めのため、隅田の花火のように広がるようには咲かず、
小花と一緒にまとまって咲きます。

 

そのため、小花の周りに花冠をつけたようなかわいらしさがあります。
色はピンクと青ですが、花びらには白い覆輪がつきます。

 

中央の小花に覆輪はありませんが、土が酸性かアルカリ性かによって、
装飾花と同じようにピンクや青(紫)に変化します。

 

青が比較的強く出るため、男性へのプレゼントにも人気があるようです。
覆輪はしっかりと入る上に、色付きの部分との境目がぼやけるため、
グラデーションのようになるのも魅力的です。

 

覆輪の幅や色の濃淡は、栽培環境や開花具合によって変わります。

 

葉はアジサイらしい、縁にぎざぎざが入っている葉です。
色は少し薄め~緑色ですが、かわいらしい花色とよく合います。

 

枝は比較的しっかりしているため、
開花期になっても折れ曲がることはほとんどありません。

 

 

■こんぺいとうの育て方のポイント

 

植え付け方や追肥、剪定の方法は基本のアジサイの育て方とほぼ同じです。
花色をはっきり出すためには、日光に当てる必要があります。

 

晩秋~冬の間は日当たりの良い場所に置き、
春~開花までは午前中に日の当たる半日陰に置きます。

 

夏の強い日光が苦手なので、夏の間は明るい日陰など、
涼しい場所で管理すると、花色もよく出て株も傷みません。

 

花色のピンクと青は、土がアルカリ性か酸性かで変わります。
青は完全な青にはなりませんが、酸性を強くすると青の強い紫になり、
酸性が弱まると紫が強くなります。

 

アルカリ性にすればピンク色にできます。
ピンクにする場合も、アルカリ性の強弱により、花色が少し薄くなることがあります。

>>アジサイの花色

 

自分好みの色に仕上げるためには、
地植えよりも鉢植えの方が、酸度管理がしやすいのでお勧めです。

 

鉢植えの方が管理がしやすいですが、もちろん地植えで育てることも可能です。
地植えでは土が弱酸性になりやすいため、ピンクよりも青に傾くことが多くなります。

 

ピンク色にしたい場合は、植え付ける時に植え付け場所の土を掘り上げ、
アルカリ性のアジサイ用培養土を入れて植え付けます。

 

また、追肥をする時も、赤色になるためのアジサイ用肥料を与えるようにすると、
ピンク色になりやすくなります。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイの剪定方法
・アジサイ 挿し木の仕方

 

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アジサイの種類

隅田の花火

読了までの目安時間:約 5分

 

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隅田の花火 C)千草園芸

 

 

隅田の花火はガクアジサイの仲間で、
元は横浜のとある民家の庭で育てられていたものです。

 

一軒の民家から見つかった隅田の花火を、株分けして増やし、
今では安定して生産される人気品種となりました。

 

毎年アジサイの季節になると、苗や鉢花として流通しているので、
ホームセンターや園芸店などでもよく見かけます。

 

意外と昔から流通している品種のため、すごく珍しいということもなく、
インターネットなどではすぐに購入することができます。

 

 

[隅田の花火]

 

 

■隅田の花火の特徴

 

花は、中心に小さな花が固まって咲き、
その周りを囲むように10個~16個の装飾花が咲きます。

 

装飾花は中心の花よりも大きく、八重に咲き軸が少し長いため、
まるで花火が打ちあがり開いたように見えます。

 

花色の基本は白ですが、うっすらと青が出ることが多いです。
アルカリ性に傾けば薄いピンクになることもあります。

 

葉はアジサイらしい、縁にぎざぎざの入った濃い緑色の葉です。
濃い色の葉と、繊細な作りの白い花のコントラストが見事です。

 

枝もそれなりの太さがあるため、開花期になっても花茎が折れることはありません。
株姿は、剪定をきちんとしていれば、ほとんど乱れることはありません。

剪定を怠ると、枝が長くなりすぎて不格好になります。

 

 

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花もちがとても良い隅田の花火

 

 

■隅田の花火の育て方のポイント

 

基本的な育て方は、一般的なアジサイと同じです。

土はアルカリでも酸性でも育てられますが、標準的な土でも育てられるので、
弱酸性に整えられた土によって青が出やすくなります。

 

さらに強い酸性すると、
青い色が濃くなりますが、基本的には白を基調としています。

 

反対にアルカリ性に傾ければ、ピンクがかった色にはなりますが、
こちらも濃いピンクにはならずに白っぽいままになります。

 

できるだけ白に近くしておきたい場合は、中性になるようにしておきましょう。

隅田の花火は、中央の小花から花粉が出にくいため、
花自体が汚れにくく傷みにくいため、花もちがとても良いのが魅力です。

 

環境によっては、そのまま花をつけた状態で秋まで過ごし、
疑似的な秋アジサイとして観賞することもあるようです。

 

◎剪定方法
ただ、秋まで花を残しておくということは、
秋まで剪定ができないということになります。

 

秋にはすでに花芽を形成している時期を過ぎているため、
秋色を楽しんでから剪定をすると、花芽を落とすことになります。

 

できれば、秋まで花を残さずに夏前に剪定した方が無難です。

ただ、すでに大株に育っていて、毎年何本も花のつく枝が出る場合は、
半分だけ剪定しておき、残りを秋アジサイとして楽しむこともできます。

 

また、環境が良く、土も肥沃な場所で株が充実していると、
夏前に剪定を行っても、秋に2回目の花が咲くことがあります。

 

秋に開花する場合は、
中央の小花が少なく、周りの装飾花が多くなる傾向があります。

 

ガクアジサイで花の見栄えもしますが、鉢植えでも容易に育てることができます。
梅雨が明けて気温が高くなる頃、直射日光を長時間浴びると、
萎れたようになることがあります。

 

鉢の中の温度が高くなると、こういった症状が出やすくなるため、
真夏は半日陰か朝のみ日の当たる場所に置いておくのがお勧めです。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月
・アジサイの剪定方法

 

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アジサイの種類

チボリ

読了までの目安時間:約 5分

 

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チボリ、愛らしい西洋アジサイの品種です C)フラワーギフト花樹有

 

 

ボリュームのある手まり状に固まる花と、鮮やかな花色で人気の高い品種です。

 

見た目が魅力的で、全体にまとまりよく育つことから、
母の日などのプレゼント用の鉢花としても人気があります。

 

 

[チボリ]

 

 

■チボリの特徴

 

通常の手まり状になるアジサイに比べると、
やや平たく塊ができるため、半手まりといった感じになります。

 

完全な手まりほど丸い形に固まりませんが、
たくさんの花がぎゅぎゅっと詰まった状態で咲くので見栄えが良いです。

 

花の色もかなりはっきりとしていて、
赤に近い濃いピンクから紫色の花びらの縁に白が入ります。
濃い花色に白い縁取りなので、色のコントラストが鮮明です。

 

発色もとても良く、色合いは育てる環境や土の酸性度で左右されますが、
どの色が出ても美しい色になります。

 

販売されている店によっては、
チボリブルー(パープル)やチボリレッド(ピンク)といったように、
品種名の後ろに色が入った名前で売られていることがあります。

 

これは色を強調するためで、ピンクやブルー、パープルの花が、
必ず咲く品種があるというわけではありません。

 

あくまでも酸性度合いによって色が変わるので、
ブルーを購入しても、翌年はピンクに変化することもあります。

 

葉の大きさは普通で、色も特別変わっているわけではありません。
縁に細かいギザギザの入った、いたって普通のアジサイの葉ですが、

 

このナチュラルなグリーンと花色との差がはっきりしていて、
花の美しさを引き立ててくれます。

 

一般的なアジサイより、ややコンパクトにまとまりやすい性質があります。
コンパクトなので鉢植えにも向きます。

素敵な鉢カバーに入った鉢植えは、プレゼントでも喜ばれそうです。

 

 

■チボリの育て方のポイント

 

基本的にはアジサイと同じように育てます。
ただし、一般的なアジサイに比べると、
やや耐寒性に劣るため、冬の管理には注意します。

 

できれば落葉する頃に室内に取り入れるようにします。
戸外と室内を季節によっていったりきたりするため、
できれば鉢植えで育てた方が、管理が楽になります。

 

もちろん、寒ささえ問題なければ地植えにすることもできます。
地植えにした場合は、鉢植えよりも大きくなるので、
鉢植えと同じくらいコンパクトに抑えたい場合は、剪定で調節します。

 

枝がしっかりしているため、基本的には支柱は必要ありません。
地植えで育てていて、背丈が高くなって枝が曲がりやすい場合は、
支柱を立ててあげると安心です。

 

花の色は、土が酸性かアルカリ性かで変わります。
購入した時(プレゼントされた時)の花色を維持したいのであれば、
土の酸性を同じようにする必要があります。

 

酸性に傾ければ青に、アルカリに傾ければピンクに変化します。
最近では、アジサイ用の培養土というものがあります。

 

青花、赤花それぞれに専用の培養土があり、酸度調整がすでにされているので便利です。
肥料にも青花用、赤花用があります。
どうすればいいか分からない時は、専用のものを使うと分かりやすいのでお勧めです。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月

 

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アジサイの種類

西安

読了までの目安時間:約 6分

 

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*西安 

 

 

最近、人気が高まっている秋色アジサイというものがあります。
秋色アジサイの魅力は、その花色の変化にあります。

 

中でも西安(シーアン)という品種があります。
秋色アジサイというのは、秋まで花を楽しむことのできるアジサイの総称で、
西安は本来は西洋アジサイの仲間です。

 

秋色アジサイの中でも人気のある品種で、
色の移り変わりがとても美しいです。

 

 

[西安]

 

 

■西安の特徴

 

花はやや平たいですが、手まり状によく詰まって咲きます。
茎がとても丈夫なので、大株になって花の塊が大きくなっても、
しっかりと直立したまま耐えることができます。

 

花色は、蕾のうちは明るいグリーンで、
開いていくにしたがって徐々に紫色に変わってきます。

 

その後、だんだんと紫が濃くなり、ピークまでいくと、
そこから少しずつ赤みを帯びた紫色になり、ピンク色になります。

 

さらに色が変わっていき、ピンクに青が混じり始めて薄い紫になり、
そこから色が抜けてグリーンになります。

 

この時のグリーンは、蕾の時のような明るい色ではなく、
スモーキーで独特の色合いになります。

 

 

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◎西安 秋からの色変わり
そこからさらに色が変わり、涼しくなってくると、
グリーンの花の縁から濃いピンク~赤い色が入ってきます。

 

花全部が赤くなることは少ないようですが、
その年の天候や育てている状態によって、最終的な色合いは変わってきます。

 

ピンクや紫の濃度の具合は、土の酸性度や管理法で変わるため、
その年によって色合いが変化することもあります。

 

葉はオーソドックスなアジサイの色と形をしていて、花色の移り変わりを邪魔しません。
西安は育て方によっては、だんだんと草丈が高くなり、
人の背丈と変わらなくなるほどです。

 

全体的な草丈は、剪定によって調整できますが、
秋まで花を楽しんで、かつ草丈を低く保つには工夫が必要になります。

 

茎がとても丈夫なので、花の塊が大きくなっても、
草丈が高くなっても、倒れてしまうことはあまりありません。

直立になるため、あまり草丈を高くすると、花を下から眺めることになります。

 

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*西安のブルー系も美しいです *画像=C)インターネット花キューピット

 

 

■西安の育て方のポイント

 

一般的なアジサイと育て方は同じですが、
秋色の花を楽しむためにはコツがあります。

 

開花自体は他のアジサイと同じですが、
そこから色があせて赤みを帯びるまで、数か月も花をつけたままになります。

 

この間、花が強い直射日光に当たると、
花の水分が急激に抜け、焼けたように茶色くなってしまいます。

 

西安自体は日当たりの良い場所で育てられますが、
花を秋色まで確実に楽しむためには、
開花~秋までは強い光が当たらない場所で育てた方が良いでしょう。

 

あるいは、日当たりの良い場所で育て、
夏の間は遮光ネットを使って光を遮るのもお勧めです。

 

◎西安の剪定は?
剪定も基本は一般的なアジサイと同じです。

>>アジサイの剪定方法

 

花芽を作る時期も同じため、花を秋まで楽しんでしまうと、
どうしても剪定の時期が遅くなってしまいます。

 

剪定が遅くなると、花芽を作った位置のすぐ上でしか切ることができません。
毎年その剪定法を繰り返すうちに、草丈がどんどん高くなってしまうのです。

 

毎年同じくらいの高さに維持したい場合は、花を早々に諦めて剪定をするか、
1年おきに花を楽しむようにします。

 

ある程度の大株になってくると、枝数が増えてきます。
枝数が増えてきたら、三分の一~半分の枝についた花を残し、
あとの枝は他のアジサイと同じ時期に剪定してしまいます。

 

残した花は、秋まで花を楽しんだ後、剪定するようにします。
こうして、残す枝と先に切る枝を決めることで、
毎年秋まで花を楽しむことができるようになります。

 

西安は鉢花としても人気があります。
そのため、春の早い時期から開花株が店頭に並ぶことがあります。
ただ3月や4月は、アジサイにとってはまだまだ寒く、
ようやく新芽が動き出したくらいの時期です。

 

そんな時に開花株を購入し、すぐに戸外に置いてしまうと、
寒さで花が傷むところか、株自体も傷みます。

 

開花株を早い時期に購入した場合は、あるていど気温が高くなってくるまで、
室内に置いて楽しむようにすると、傷む心配がありません。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月

 

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アジサイの種類

羽衣の舞

読了までの目安時間:約 4分

 

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羽衣の舞

 

 

羽衣の舞は、ヤマアジサイで人気の高い品種です。
まだ新しい品種で、市場で見かけることが少ない品種ですが、
その姿のかわいらしさから人気が徐々に上がってきています。

 

 

[羽衣の舞]

 

 

■羽衣の舞の特徴

 

株姿や葉の形、大きさなどは、一般的なヤマアジサイとほぼ同じです。
花の特徴としては、先端が少し尖っている丸弁で、八重咲きの花を咲かせます。

一塊の中でも、多くの装飾花をつけるため、花自体が小ぶりでも見栄えがします。

 

羽衣の舞の花色の基本は、白い花弁に縁がピンク色ですが、
育てている環境や管理方法、株の状態によっては、
花びら全体がピンク色に染まることもあります。

 

はっきりとしたピンクというよりは、
薄桃色といった風なので、全体的に優しい色合いです。

 

覆輪もはっきりとは出ないため、グラデーションのような柔らかさがあります。
土の酸性度によって、覆輪がピンクから紫になることがあります。

 

羽衣の舞が紫になる時は、ピンクの時より覆輪が細くはっきりしません。
青っぽい紫色のラインが入る程度になることもあるため、
一見すると真っ白な花を咲かせているように見えます。

 

葉もみずみずしい緑色をしているので、花とのコントラストが楽しめます。

 

 

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羽衣の舞 *写真2点C)園芸百貨店何でも揃うこぼんさい

 

 

■羽衣の舞の育て方のポイント

 

羽衣の舞の基本的な育て方は、一般のヤマアジサイに準じます。
性質も特に難しい点もなく、生育も早すぎず遅すぎずなので、
初心者の方でもチャレンジしやすいアジサイです。

 

羽衣の舞は、水切れにさえ注意して、

剪定位置を間違えなければ、毎年キレイに咲いてくれます。
羽衣の舞は、生育が早すぎることがないため、
無理に剪定をしなくてもコンパクトに育ちやすいのも魅力です。

 

株が全体的に小づくりなので、地植えはもちろん、鉢植えにも適しています。
盆栽仕立てにしても、花がかわいらしく管理もしやすいのでお勧めです。

 

基本の花色は白に覆輪がピンクですが、土の酸度によって色が変化します。
何色が咲いても良いというのであれば、何も気にせず肥料や土を選べます。

 

羽衣の舞を、どうしてもピンクに咲かせたい場合は、
土がアルカリになるように、肥料や用土を選ぶようにしましょう。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月

 

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アジサイの種類

ダンスパーティー

読了までの目安時間:約 5分

 

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Dance party

ダンスパーティー、愛らしく見栄が良いです

 

 

ダンスパーティーは、ガクアジサイの園芸種です。
両性花(小さなつぶつぶの花)と装飾花(大きな花)が、
はっきりと分かれていて、とても見栄えのする姿をしています。

 

色も形も良く、大ぶりで目を引くため、
近年では母の日のプレゼント用の鉢花も人気があります。

ダンスパーティーとは、どのようなアジサイなのでしょうか。

 

 

[ダンスパーティー]

 

 

■ダンスパーティーの特徴

 

花は両性花と装飾花が、きちんと分かれているタイプのアジサイです。
両性花よりも装飾花の花茎が長く、両性花より少し浮き上がるようにして咲きます。

 

花びらは細めですが、八重咲きなのでとても目立ちます。
目立つ装飾花が、1つの塊に10輪~26輪ほど咲くので、ボリュームもあります。

 

花色の基本はピンクです。
土の酸性度や肥料の効き具合、日照の長さなどにより、
花色が濃いピンク~薄いピンクになります。

 

土の酸性度が強ければ、ピンクに青が入った薄紫~青紫色になります。
ピンクの花色で売られていることの多いダンスパーティーですが、
酸性で育ててもそれはそれで美しい花色を楽しむことができます。

 

葉は少し細長く、葉の縁は、くっきりしたギザギザではなく、
ゆるく段が入る程度なので、株全体の印象が柔らかいです。

 

一般的なガクアジサイと同様に、枝もしっかりしているので、
花の塊が大きくても、枝が大きくしなることはありません。

ただし、日照不足だと徒長するので、日照に注意します。

 

 

Dance-party004

紫系統のダンスパーティー

 

 

■ダンスパーティーの育て方のポイント

 

基本的な育て方は、一般的なガクアジサイと同じです。
花付きがよく、葉が小ぶりながら枚数が多くなるので、
とくに鉢植えの場合は水切れを起こしやすくなります。

 

地植えであれば、根付いた後は、降雨だけで育ちます。
ただし、日当たり、排水性の具合で土が乾きやすい場合は、
適宜水やりをしてあげましょう。

 

鉢植えの場合、地植えよりも土の量が少なくなるため、
水切れには十分な注意が必要となります。

特に気温の上がる夏の間は、水切れすると葉が萎れ、落葉することもあります。
土が乾いていると感じたら、朝と夕に水をたっぷりと与えましょう。

 

・日照は?

ダンスパーティーは、日向よりも半日陰で育てた方が、
葉焼けもしにくく、水切れの心配も減ります。

 

ただし、日照時間が短か過ぎると、枝が徒長したり花付きが悪くなります。
反対に一日中日の当たる場所で育てると、葉焼けや水切れの心配が出てきます。

 

特に夏の直射日光や西日は、ダンスパーティーにとっては強すぎるため、
葉焼けを起こして葉がちりちりになってしまいます。

 

できれば、午前中は日当たりが良く、
午後から明るい日陰になるような場所で育てるのが理想的です。

 

ダンスパーティーは、育てる環境や育て方、
使う肥料によって花色や花の大きさが変わります。

 

日当たりが良すぎると、花が小さくなる傾向があるため、
大きな花を咲かせるためにも、日に当て過ぎないようにしましょう。
>>ダンスパーティーの育て方

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月

 

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アジサイの種類

霧島の恵

読了までの目安時間:約 5分

 

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アジサイ 霧島の恵 大株【15年自然開花株】

 

 

霧島の恵という品種は、ガクアジサイの仲間です。
本来のアジサイは6月~7月頃に咲く一季咲きの性質を持っています。

 

ところがこの霧島の恵は、通常のアジサイと同様に6月頃から開花を始め、
なんと10月頃まで開花を続ける四季咲きのアジサイなのです。

 

地域や株の大きさにより、5月頃から花を咲かせ始め、12月頃まで花を残します。
そんな霧島の恵というアジサイは、どのような姿をしているのでしょうか。

また、一般的なアジサイと育て方に差があるのかをご紹介します。

 

 

[霧島の恵]

 

 

■霧島の恵の特徴

 

霧島の恵は、一般的な手まり型のガクアジサイのような姿をしています。
花色は、土がアルカリ性ならピンクに、酸性なら青に傾きます。

アナベルと性質は似ていますが、真っ白な花は咲きません。

 

近年、人気が急上昇している「秋色アジサイ」の一つでもあります。

花は涼しくなってくると、ピンクや青が退色して緑色に変化していきます。
その後、寒さに当たって花は紅葉し、赤みを帯びていきます。

 

葉は一般的なアジサイと同じで、縁にギザギザが入った緑色をしています。
厚みがあるので、雨に当たっても傷みがひどくなりません。

 

大株になればなるほど花数も枝数も増えるため、とても見栄えがします。
反面、新枝に花をつけるため、剪定もいつでも行えるため、
コンパクトに育てることもできます。

 

地植えにして大株で楽しむもよし、
鉢植えでコンパクトに楽しむのも、どちらもお勧めです。

 

 

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霧島の恵 千草園芸さんの大株

 

 

■霧島の恵の育て方のポイント

 

霧島の恵の育て方は、一般的なアジサイとは少し違います。
どちらかというとアナベルと似た育て方です。

土質や水管理などは他のアジサイと同じですが、剪定方法が全く異なります。

 

・四季咲き性
霧島の恵の最大の特徴は、四季咲きの性質です。
一般的なアジサイの場合、花が終わった後すぐに翌年の花芽が作られます。

 

そのため、花後すぐに剪定をしておかないと、
秋や冬に剪定をしたのでは、花芽を落としてしまうことになります。

 

ところが、霧島の恵は新しく伸びた枝に花芽をつけるため、
剪定の時期を問いません。

 

開花が始まったら、花を楽しんだ後に花ガラを摘みます。
その後、また新しい枝が伸びて花を咲かせるのを繰り返します。

 

花自体の花もちも良いので、
晩秋になるまで花がほとんど途切れることがありません。

 

・秋色アジサイに
最初に咲いた花をそのまま置いておき、秋色にすることもできますが、
晩夏や初秋に咲いた花も退色して秋色アジサイとなります。

 

霧島の恵と似たような性質の品種に、エンドレスサマーというものがあります。
こちらは四季咲きではなく、二季咲きの品種です。

 

花は8月いっぱいくらいまでしか咲かないため、
この場合は8月の花を残しておく必要があります。

 

ところが、霧島の恵は初秋になるまで新しい花をつけるため、
夏の間くらいまでは花ガラを摘んで新しい花を付けさせた方が無難です。

 

また、他の秋色アジサイと呼ばれる品種の花は、
花が退色した後、直射日光を浴びると花が傷み、キレイな色が出にくいです。

 

しかし、この霧島の恵は、直射に当たっても傷みにくく、
キレイな秋色になりやすいのも嬉しいところです。

 

秋色アジサイに挑戦してみたいけれど難しそうと悩んでいる方、
アジサイは一季しか咲かないから寂しいと思っている方、

 

霧島の恵なら秋色アジサイの中でも育てやすく、
四季咲き性を持っているのでぜひチャレンジしてみてください。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月

 

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アジサイの種類

アナベル

読了までの目安時間:約 5分

 

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アナベル

 

 

アナベル(Annabelle)は、古くから日本で親しまれているアジサイとは、
少し趣きの異なる外国種のアジサイです。

 

北アメリカが原産で、別名アメリカノリノキと呼ばれています。
日本には30年ほど前に入ってきたとされていますが、
すでに人気も定着している品種です。

 

海外でも人気は高く、イングリッシュガーデンには欠かせない花となっています。
蕾が上がり始めてから、長い期間観賞することができ、
花を切った後もドライフラワーにして楽しむこともできます。

 

 

[アナベル]

 

 

■アナベルの特徴

 

アナベルの特徴は、小花がたくさん集まって、ボール状に大きな塊を作ることです。
1つ1つの花は大きくありませんが、密集して大きくなっているため、
とても美しく見応えがあります。

 

剪定の仕方によって花の集まる大きさが異なり、大きくなるように仕立てれば、
直径で3cm以上の花の塊を作ることができます。

 

葉の大きさや色、形などは普通のアジサイととてもよく似ています。
枝は直立して伸びるのですが、枝がとても細く、
花の重みによってやや倒れ気味になることが多いです。

 

花は白が基本で、一般的なアジサイのように、
土の酸度で赤や青に変化することはありません。

 

蕾の時は黄緑色をしていて、開花すると純白の花になります。
その後、白からまた黄緑色の変色していくため、
枝につけた状態でも長く楽しむことができます。

 

花が白から黄緑に変化した頃に摘めば、ドライフラワーに加工できます。
最近では、白色種の他に、花がピンク色の「ピンクアナベル」も流通しています。

 

 

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雨のあとに花が重たくなるので、軽く揺すると良いです

 

 

■アナベルの育て方のポイント

 

アナベルは他のアジサイとは少し育て方が異なります。

 

・日当たり
まず、アナベルは日当たりの良い場所を好みます。
半日陰くらいの場所で育てても、枯れはしません。
ただ、日照不足によって徒長したり、花付きが悪くなります。

 

・剪定
他にも、剪定方法が違います。
一般的なアジサイの場合、夏~秋にかけて花芽を形成するため、
花が終わった後に剪定をするのが基本です。

 

ところがアナベルは、春から伸びた新しい枝に花芽を作るため、
春までに剪定を行うことができます。

 

さらに新枝に花芽がつくため、毎年強剪定が可能になります。
2節~3節ほど残す強剪定を行えば、新枝の数が少ないものの、
養分が大きく分散しないため、花の塊が大きくなります。

 

反対に長めに残して剪定すれば、新枝の数が増えます。
枝数が増えた分、養分が分散し花の塊は小さくなり、枝数が多くなります。

 

 

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花が大きいので、気遣って剪定します

 

 

花数を減らして大きくするか、花数を小さくして数を増やすかは、
自分の好みで仕立てることができます。

 

アナベルは寒さにもとても強いため、冷涼な地域でも育てやすい品種です。
冬は新芽がほとんど動いていないため、寒さで新芽が傷むこともありません。

 

また、枝を短く剪定できるため、枝は細くても雪の重みで枝が折れる心配も減ります。
むしろ花が咲いている時期の方が、花の重さで折れることがあります。

 

特に雨が降った後は、花が密集している部分に水が溜まり、一段と重くなります。
雨上がりには、軽く枝をゆすって水滴を払うと、枝が折れにくくなります。

 

■参考
・アジサイ 庭植えの育て方
・アジサイ 鉢植えの育て方
・アジサイ栽培 12ヶ月

 

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アジサイの種類

アジサイの種類

読了までの目安時間:約 6分

 

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西洋アジサイのしずく

 

 

アジサイ(紫陽花)は俳句では夏の季語として使われている、
日本人には馴染み深い花木です。

 

梅雨の時期に活き活きと咲くアジサイには、
目を奪われ心も和らぎますね。

 

 

■アジサイの種類

アジサイといえば小さな花が集まってこんもりと丸くなる、
手まり型の花を思い浮かべます。

 

園芸店やネットでは、いろいろな種類のアジサイが売っています。
アジサイには、どのような種類があるのでしょう?

 

◎アジサイの種類の分け方
アジサイは日本特産の花で、古くは奈良時代から栽培されていました。
アジサイはアジサイ科のアジサイ属と、
ユキノシタ科のアジサイ属の二つに分類されます。

 

一般的にアジサイとして扱われているのはアジサイ科のアジサイ属です。
アジサイ科アジサイ属は、大きく分けて、ガクアジサイ・ヤマアジサイ・
西洋アジサイ・外国種のアジサイの4つに分類されます。

 

ユキノシタ科のアジサイ属はウツギ・クサアジサイ・
ギンバイソウ・キレンゲショウマなどがあります。

 

 

gakuajisai
・ガクアジサイ
ガクアジサイはアジサイの基本種です。
アジサイは両性花と呼ばれる、雄しべと雌しべを持つ小さな花と、
両性花に比べて大きく華やかな装飾花があります。

 

ガクアジサイは中央に両性花が集まり、
その周囲を装飾花が額のように取り巻くことから名づけられた花です。

 

アジサイは、手まり型と呼ばれ、
装飾花だけがこんもりと丸い形に集まったものです。

 

樹高は1.5m以下で密集して茂ります。
花色は白、青、紫があります。

 

花は一重のものが多いのですが、
中には八重のものもあります。

 

 

yamaajisai
・ヤマアジサイ
ヤマアジサイは北海道から九州まで自生しているアジサイのことです。

 

ヤマアジサイは分布が広範囲にわたることから、
多くの変異種を生み出しています。

 

花はガク型、手まり型があり、花色は様々です。
落葉性の低木で枝が細くて繊細な印象なものが多く、
花の咲き方は一重、半八重、八重があります。

 

葉は小型で尖っており、光沢があまりありません。
その地方によって特徴的な花があり、愛好家の目を楽しませています。

 

ヤマアジサイの中でも、北海道から長野県にかけて、
自生するアジサイ、をエゾアジサイと呼びます。

 

エゾアジサイは落葉低木で樹高は2m以下です。
花も葉も大型のものが多く、ずんぐりとした直立性のものと、
枝が細く、葉が細い這行性のものがあります。
花は青色や紫色のものが多い傾向に感じます。

 

 

seyoajisai-sizuku 1
・西洋アジサイ
西洋アジサイは、もともとは日本や中国原産のアジサイが欧米に渡り、
改良されたアジサイが逆輸入されたものです。

 

ドイツ人医師のシーボルトが故郷ドイツに持ち帰り、
その前後にも、いろいろな国に渡り、欧米の人々の心を魅了しました。

 

フランス、ドイツ、オランダ、ベルギーなどで品種改良されたものが、
大正時代になり、日本に逆輸入されてきました。

 

手まり型の花が多く色彩鮮やかでゴージャスな印象のものが目立ちます。

 

 

anaberu
・外国種のアジサイ*写真はアナベル
アジサイは北アメリカにも自生しており、広く栽培が進んでいます。

 

カシワバアジサイやハイドランジア・アルボレスセンス(アナベル)が、
一般的にも人気を集めています。

 

カシワバアジサイは切れ込みのあるカシワに似た葉と、
円錐形の大きな白い花が特徴です。

 

アナベルは大型の手まり型の花です。

 

 

utugi
・ユキノシタ科のアジサイ属
卯の花と呼ばれるウツギや、
アジサイに似た可憐な小花を咲かせるクサアジサイなどがあります。

 

キレンゲショウマやギンバイソウ、バイカアマチャも、
ユキノシタ科アジサイ属に含まれますが、花や葉の形はアジサイとはかけ離れています。

 

>>アジサイの苗を各種見てみる

 

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